平成27年9月7日更新
平成27年度東京都・立川市合同総合防災訓練
平成27（2015）年9月1日（火曜）、「平成27年度東京都・立川市合同総合防災訓練」を視察しました。
訓練は、マグニチュード7.3の多摩直下地震を想定して行われ、国営昭和記念公園等を会場に、震災時における都、市、各防災機関との連携強化及び自助・共助に基づく地域防災力の向上を図るため実施されました。また、今回の訓練の一部は、九都県市合同防災訓練の幹事会場として行われたほか、安倍総理をはじめとする政府関係者も参加しました。
訓練後の講評で、知事は、「九都県市は、政治経済の中枢機能が集中しており、大地震が発生すると日本全体への影響が甚大です。政府機関とも連携を密にして、防災対策の強化に取り組んでいきます。今から20年前の阪神大震災では、6400名もの尊い命が失われた中で、幸いにも救出された人の9割以上が、家族や近所の人達との共助の賜物でした。この都市災害を教訓に、我々東京は、自分達で何をすべきか、何ができるのか、再点検していきたいと思っています。そのためのマニュアルとして、都民のための防災ブック『東京防災』を作成しましたので、ぜひ活用していただきたい。皆様の力で首都東京を守っていくことが、日本全体の安全安心につながることを確信しています」と話しました。
講評終了後、知事は、防災ブック等普及コーナーを視察し、安倍総理へ9月1日から配布開始となった防災ブック「東京防災」について説明し、手渡しました。
