平成27年11月19日更新
東京都太田記念館開館25周年
北京市をはじめ、アジア諸都市の留学生を受け入れてきた東京都太田記念館が、開館25周年を迎えました。東京都太田記念館は、孫文と親交の深かった故太田宇之助氏から、日中友好に役立ててもらいたいと寄贈された土地に、東京都が平成2（1990）年に建設した北京市からの留学生の宿舎です。現在は、アジア諸都市からの留学生も受け入れています。
平成27（2015）年11月19日（木曜）、東京都太田記念館が、開館25周年を迎えたことを記念して、中華人民共和国駐日本国大使館 程永華（てい・えいか）駐日大使や太田宇之助氏の長女である元東京都民生局長の縫田曄子氏らを東京都太田記念館にお招きし、寮生と懇談しました。また、懇談に続き、大使とともに、東京と北京が友好を深めることなどを願って、『東京北京 博愛之家』と揮毫（きごう）を行いました。
その後、知事と大使らは、都内のホテルで開催された、「開館25周年記念式典」に出席しました。式典で、知事は、「太田記念館は北京市だけではなく、アジア各都市の留学生も生活していますが、お互いの交流が深まることは、極めて意義のあることです。太田記念館の寮生達のつながり、卒寮後も発展するネットワーク作りを大事にしていただきたい。日本と中国、そしてアジア諸国の懸け橋になる皆さんの活躍、更なる発展を祈念します」と挨拶しました。
