舛添前知事「知事の部屋」

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平成27年12月28日更新

救急隊の機動的運用の試行開始

 平成27(2015)年12月25日(金曜)、JR東京駅における救急隊の機動的運用の試行開始にあたり、JR東京駅を訪れ、救急隊員を激励しました。
 救急隊の出動件数の増加等に伴い、現場到着までの所要時間が長くなっています。そこで、東京消防庁では、救急隊を消防署所に配置するという従来の概念に捉われることなく、救急需要に応じて救急隊の待機場所を変更することを検討しており、12月25日から、JR東京駅において、救急隊の機動的運用の試行を開始しました。東京駅周辺への出動は年間1500件程度あり、これまでは最寄りの消防署から平均4分程度かけて到着していましたが、東京駅に救急隊を配置することで、1〜2分程度に短縮できる見込みです。
 知事は、「隊員の皆様には、東京駅において、首都東京の安全を守るという非常に大切な仕事に携わってもらいます。是非頑張って一人でも多くの命を救ってほしい。東京駅の皆様にもご協力いただき、迅速な対応ができるようにしてほしい。世界一安全な街であること、東京駅で何かあれば1分で助けに行くこと、これは東京のセールスポイントになると思います。世界一安全な街は自分達が守るという使命感を持って励んでほしい」と救急隊員を激励しました。
 記者団から、救急隊の機動的運用に対する期待について問われた知事は、「羽田空港と並んで、東京駅は、外国からのお客様を迎える拠点です。その場所で、助けを求めたときに駅構内に救急隊がいるというのは、大きな意味を持ちます。東京の最高のおもてなしになると思っています。我々も全力を挙げてサポートしたい」と話しました。

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