舛添前知事「知事の部屋」

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平成28年5月18日更新

平成28年度定例第一回(春)関東地方知事会議

 平成28(2016)年5月12日(木曜)、「平成28年度定例第一回(春)関東地方知事会議」に出席しました。
 「関東地方知事会議」は、東京都、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、神奈川県、山梨県、静岡県及び長野県の10都県で構成されています。各都県の連絡提携を緊密にし、地方自治の円滑な運営と進展を図ることを目的とし、全国知事会ではカバーできない地域的な問題についても、国への要望や意見交換を行っています。
 会議の冒頭、今期の会長を務める福田栃木県知事から挨拶があった後、「地方分権改革の推進」など、国の施策及び予算に関する12の提案・要望事項について協議が行われました。東京都からは「共生社会実現に向けた障害者理解の促進について」を提案しました。
 舛添知事は、東京都で推進している外見からでは障害があることが分からなくても、援助や配慮が必要なことを周囲に知らせることができる「ヘルプマーク」や困ったことを伝えにくい人などが援助や配慮をお願いしやすくする「ヘルプカード」の全国的な取組を国に提案するとしました。説明の中で舛添知事は、「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会には、国内外から多くの選手・観客が来ますが、障害者支援が必要な人もいます。福祉先進都市の実現を目指して、必要な支援をするという思いで迎えたい。既に『ヘルプマーク』や『ヘルプカード』の導入が始まっている県もありますが、日本中のどこに行っても援助を受けられるよう、障害者及び障害に対する理解促進のために全国的な取組が必要です」と話しました。
 会議の最後には、熊本地震による被災地への支援について、地震発生から1か月が過ぎようとしており、各都県においても様々な形で支援に取り組んでいるが、改めて、関東地方知事会として連携・協力し、被災地の一日でも早い復旧・復興に向け、全力で取り組んでいくことが決議されました。

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