2019年04月25日　 生活文化局

スポーツ

東京マラソンにおける障害者対応

私は障害があり、車椅子を使用しています。先日行われた東京マラソンの沿道応援で、○○駅を利用しました。
○○駅には地上へ出るエレベーターが1か所しかなく、行きはまだ規制されていなかったので、横断歩道で渡れましたが、帰りは東京マラソンのため日比谷通りが規制されていて、横断歩道が使えず、エレベーター側の改札に行けず、駅を利用できませんでした。
東京マラソンのボランティアにエレベーターがある改札に行きたいと言っても、誰も分からず、結局寒い雨の中、△△駅までマラソンの方と同じルートで、600メートルも行かなければなりませんでした。

取組

このたびは、東京マラソンの運営について御意見をいただき、ありがとうございます。
当日は雨で気温も低い中、応援にお越しいただいたにもかかわらず、御不便をお掛けし、誠に申し訳ございませんでした。
東京マラソンの開催に当たっては、警察や沿道区、鉄道事業者等と連携し、コース上に横断可能ポイントを設けるなどして、できる限り都民の皆さまの移動に御迷惑が掛からないよう運営に取り組んでおりますが、交通規制時間帯は場所によって、迂回していただいたり、歩道橋や地下道にお回りいただく必要もあり、大変御面倒をお掛けしております。
今後は、引き続き関係機関との協力・連携を強化するとともに、ウェブサイトでの情報提供を充実させるほか、障害をお持ちの方への配慮の視点も踏まえ、コース沿道や駅周辺に配置している警備員、運営スタッフやボランティアが最寄りの交通機関などを案内できるよう、研修により情報共有を徹底するなど、交通規制による都民の皆さまへの影響が最小限となるよう、運営の改善に取り組んで参ります。
（オリンピック・パラリンピック準備局）