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令和元年(2019年)12月24日更新

報道発表資料

医療

都立病院の災害対策

都立松沢病院の記念イベントに参加させていただきましたが、そこで松沢病院は医療の他にも、災害対策に力を入れていると聞きました。特に防災関係のシステムを開発しているそうで、すばらしいと思いました。
他の都立病院も同じなのでしょうか。都庁全体に共有すべきだと考えます。
また、あの敷地は広いので防災拠点とするべきと考えます。

取組

このたびは、都立松沢病院の創立140周年記念のイベントに御参加いただき、また松沢病院の防災関係のシステムについて御意見をいただきありがとうございます。
松沢病院における防災関係のシステムについて、都の取組を御説明いたします。
松沢病院では、災害発生時に医師や看護師等職員が病院に参集した際、職員カードを活用し、参集状況の自動確認を行うシステムを平成30年度に開発いたしました。このシステムの利用により、当病院だけでなく他の病院職員が参集する際も、到着人数等の確認に要する時間が短縮できるとともに、職員の配置管理が容易となるなどの効果が期待されます。
本システムについては、他の都立病院にも紹介していく予定です。
また、都立病院は神経病院以外の全病院が、災害時における拠点医療施設である災害拠点病院に指定されており、災害時に救出救助活動の拠点となる都内の大規模救出救助活動拠点につきましては、区市町村の意見を踏まえて候補地を選定しているところです。
今後とも、都立病院の運営に御理解と御協力をいただきますよう、よろしくお願いいたします。
(病院経営本部、総務局)

難病医療費等助成に掛かる期間

難病にり患し、助成制度に申請したところ、受給者証が届くまでに3か月掛かりました。
その期間、受給者証を使うこともできずに医療費を支払いましたが、ようやく受給者証が届き、医療費を還付してもらうための申請書を見ると、「医療費の振込みには2~3か月程度掛かる」との文言がありました。受給者証が届くまでに3か月、その期間に支払った医療費を還付してもらうまでに、さらに2~3か月、どうしてこんなに時間が掛かるのか理解できません。そもそも、2~3か月という設定は適当過ぎます。ひと月の違いは、大きな違いです。
もっと、都民一人ひとりに寄り添った仕事をしてください。貧困者は死んでいくしかありません。

説明

このたびは、難病医療費助成に掛かる期間につきまして、時間を要しており誠に申し訳ございませんでした。
始めに、受給者証の発行に掛かる期間について御説明いたします。
新規の難病医療費助成の支給認定につきましては、臨床調査個人票(診断書)の審査において、認定審査に高度な専門性を要する事項を含む多数の審査項目が法令に定められており、また、住民票や所得状況の確認及び健康保険の情報の照会等を行う必要もあることから、約3か月の処理期間をいただいております。
次に、医療費の還付に掛かる期間について御説明いたします。
まず、医療費の金額につきましては全国的な制度として、患者さまが診療を受けた月の翌月に、医療機関が患者さまの医療費を審査支払機関に請求し審査を受け、さらにその翌月に医療費が確定する仕組みとなっています。このように、患者さまが診療を受けてから医療費が確定するまで、通常2か月の期間が必要です。
難病医療費助成の還付金額を算定するためには、東京都において、上記の流れを経て確定した保険診療上の医療費情報を確認する必要があり、さらに、個別に関係機関等に照会を要する場合もあることから、還付金額のお振込みまでには2~3か月を要することとなります。
東京都といたしましても、できる限り早期に受給者証の交付及び医療費の還付を行うことができるよう事務処理を進めて参りますので、何とぞ御理解、御協力を賜りますようお願いいたします。
(福祉保健局)

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