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報道発表資料  2020年01月24日  オリンピック・パラリンピック準備局, 都市整備局, 環境局

東京2020大会を契機とした水素社会の実現に向けた都の取組について

気候変動がもたらす自然災害への影響が深刻化している中、都では「ゼロエミッション東京戦略」を策定し、化石燃料から脱炭素エネルギーへの転換に向けて、水素を次世代のエネルギーの重要な柱と位置付け、様々な分野で水素の積極的な活用を推進しています。
脱炭素社会の切り札となる水素を普及させるためには、世界中から多くの人々が集まる東京2020大会の機会をとらえて、水素エネルギーの大きな可能性をPRしていくことが重要です。
このため、都は、これまでの取組をさらに推進するとともに、水素を次世代に継承する重要なレガシーとしていくため、下記の効果的な取組を実施します。

(1) 聖火台及び聖火リレートーチにおける水素の活用

  • 東京2020大会の聖火台及び聖火リレートーチに、大会史上初めて水素を活用
  • 東京2020大会は最もイノベーティブで、持続可能な大会であることを目指しており、世界中の注目が集まる場面で、史上初となる水素活用を実現することは、大会の象徴的な取組として、最も効果的であり、組織委員会とともに取り組む。

(2) 選手村周辺における取組

  • 選手村内では、福島県で再生可能エネルギーから製造された水素を用いて発電し、宿泊棟の一部や、晴海ふ頭公園に設置する選手の休憩施設で活用
  • 選手村に隣接して仮設の水素ステーションを整備し、大会期間中に24時間体制で車両へ水素を供給。また、大会後の選手村における水素エネルギーの利活用をPRするインフォメーション施設を併設し、水素情報館東京スイソミルなどと連携した周遊ツアーを実施することにより水素の有用性をわかりやすく発信

(3) 水素エネルギーによるプロジェクションマッピング

  • 東京2020ライブサイトで、燃料電池自動車を電源・スクリーンとしたプロジェクションマッピングを実施。国内外観光客等に対して、目に見えない水素を分かりやすく発信

(4) 燃料電池バス等の導入促進

  • 走行時にCO2を排出しない燃料電池バスについて、東京2020大会までに都営バスに最大70両導入することを目指し、取組を推進
  • 燃料電池バス等の導入に不可欠な水素ステーションの整備を促進しており、これまで都内で15か所(このうち供給能力の高いバス対応ステーションは2か所)の水素ステーションが整備され、更に6か所(バス対応ステーションは3か所)が整備中

「2020年に向けた実行プラン」事業
本件は、「2020年に向けた実行プラン」に係る事業です。
「スマート シティ 政策の柱1 スマートエネルギー都市」

本件は、「ホストシティTokyoプロジェクト」に係る事業です。
「カテゴリー:4 環境 プロジェクト名:水素エネルギー利活用の推進」

問い合わせ先
(聖火台に関すること)
オリンピック・パラリンピック準備局計画推進部事業推進課
電話 03-5320-6289
(聖火リレートーチに関すること)
オリンピック・パラリンピック準備局総務部企画調整課
電話 03-5320-7848
(選手村周辺の取組に関すること)
都市整備局市街地整備部再開発課
電話 03-5320-5112
(燃料電池バス等の導入促進に関すること)
環境局地球環境エネルギー部次世代エネルギー推進課
電話 03-5388-7782
(水素エネルギーによるプロジェクションマッピングに関すること)
環境局地球環境エネルギー部次世代エネルギー推進課
電話 03-5388-3421

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