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令和2年(2020年)3月3日更新
〔別紙〕
大学の友人から、「最近バイナリ―オプションの投資を始め、初心者の自分でも最初の月で20万円の収入があった。」と言われ、投資の詳しい説明をしてくれるという人を紹介された。その人に「USBの内容を参考に、ハイかローを選択するだけで勝率80%」と強調され、それなら自分にもできると思った。指示されたとおり留学と偽って、学生ローン3社で50万円を借金し、投資学習用USBを契約した。契約先の事業者に指示された海外の金融機関でバイナリーオプション口座を開設し投資してみたが、全額失った。毎月の返済に追われて大変だ。儲かるという話は嘘だったので返金してほしい。(20代男性)
知らない男性から画像専用SNSにメッセージが来て、「簡単に儲かる話があるんだけど、話だけでも聞きに来ない?」と誘われ、雑居ビルの一室に行った。そこで「20万円を支払ってオンラインカジノのオーナーになれば、世界の売上げの8%が権利金として入る。このカジノゲームを日本で広めよう。稼ぐノウハウを教えてあげる。」と言われた。高額で払えないと断ったが、「すぐに稼げるし、SNSで勧誘すれば紹介料が入る。」と強く勧誘されたので、クレジットカードでキャッシングして現金で支払い、サイトに入って会員登録をした。しかし、言われたような入金はなく、知人の勧誘もできず、返済も滞納している。解約したいけれど、契約書をもらっておらず、事業者の連絡先も、自分がどんな契約をしたのかもよくわからない。(20代女性)
勤務先に投資用マンションの勧誘電話があり、挨拶するだけと言うので、担当者と飲食店で会うと、「ワンルームマンションのオーナーになれば、定期的な収入を得られ、老後の蓄えになる。」と強引に勧誘された。「不動産価格の下落の可能性がある」と断ったが、「家賃保証付き契約なので、空室になっても家賃収入が保証される。物件だけでも見てほしい。」と深夜まで長時間勧誘された。「やっぱり買うつもりはない」と言うと、担当者から「あなたは私をなめていますね。」等と脅され、恐くなって1千万円のマンションの購入申込書にサインしてしまった。解約したい。(20代男性)
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