2020年06月17日　 労働委員会事務局

都労委　令和元年取扱事件等の状況について
「都労委年報　令和元年」を発行

労働委員会事務局は、令和元年の当委員会の取扱事件等の状況をまとめた「都労委年報　令和元年」を発行し、労働委員会ホームページにも掲載しましたのでお知らせします。
令和元年の取扱事件等の状況については以下のとおりです。

1　不当労働行為の審査

（1） 新規申立事件の状況

1. 新規申立ては95件で、ここ数年は100件前後で推移
2. 申立内容は、「団体交渉拒否」が最多、次に「支配介入」の順
3. 団体交渉の議題では、賃金・賞与が最多
4. 会社の業種では、製造業が最多

（2） 終結事件の状況

1. 終結事件は99件で、前年から10件増加
2. 関与和解による終結件数は48件で、前年から9件減少
3. 命令による終結件数は24件（命令本数は21本）で、前年から12件増加
4. 18本の命令に対し再審査が申し立てられた。

2　労働争議の調整

新規申請は48件で、前年から12件減少。調整事項は、「団交促進」が最多
終結件数は53件で、前年から9件減少

3　労働組合の資格審査

新規申請は132件で、前年から2件増加。係属事由は、「不当労働行為救済申立てに伴うもの」が最多
終結件数は143件で、前年から19件増加

※詳細については別紙（PDF：521KB）をご覧ください。

問い合わせ先 労働委員会事務局総務課 電話　03-5320-6980