2020年11月27日　 産業労働局

東京就職氷河期世代活躍支援プラットフォーム事業実施計画を策定しました

東京都と東京労働局は、官民が協働して都内の就職氷河期世代の方々に対する支援に社会全体で取り組む気運を醸成するとともに、活躍支援策をとりまとめ、進捗管理等を統括するため、都内の経済・労働団体、関係機関等を構成員とした「東京就職氷河期世代活躍支援プラットフォーム」を7月に設置しました。
今般、各界が一体となって支援に取り組むことにより、就職氷河期世代の就職・正社員化の実現、多様な社会参加の実現につなげ、活躍の機会が広がるよう継続的な取組みの推進を目的として「東京就職氷河期世代活躍支援プラットフォーム事業実施計画」を策定しましたのでお知らせします。

計画期間及び主な内容

1　事業実施計画期間

令和2年10月30日～令和5年3月31日

2　主な内容（目標・取組）

（1） 不安定な就労状態にある方

• ア　目標
  正規雇用者数を34,500人増やす
• イ　主な取組
  • 都内6カ所のハローワークに就職氷河期世代専門窓口（ミドル世代チャレンジコーナー）を設置し、きめこまやかなチーム支援を実施
  • 就職氷河期世代対象求人開拓、就職面接会、セミナーの実施
  • 東京しごとセンターにおいて、就職準備から就職後の職場定着まで一貫した支援を実施

（2） 就業を希望しながら長期にわたり無業の状態にある方

• ア　目標
  地域若者サポートステーション（サポステ）を中心に、求職活動へ踏み出すための支援を行い、職業的自立支援につなげることを目指す
• イ　主な取組
  • サポステの対象年齢を49歳までに拡大、就職氷河期世代の無業者に対する相談体制を整備
  • 将来の就業へつなげるため、職場体験等の機会を確保

（3） 社会参加に向けた支援を必要とする方

• ア　目標
  本人やご家族の希望に応じ、区市町村における居場所の整備その他、状態に合わせた支援を行うための多様な取組を推進することを目指す
• イ　主な取組
  • 区市町村プラットフォームの設置を促進するとともに、その取組の活性化を図るため、好事例を横展開する
  • 区市町村プラットフォーム設置のため、地域の会議体やネットワークに関する情報を収集

※資料1　東京就職氷河期世代活躍支援プラットフォーム事業実施計画概要（PDF：654KB）
※資料2　東京就職氷河期世代活躍支援プラットフォーム事業実施計画書（PDF：241KB）
※資料3　東京就職氷河期世代活躍支援プラットフォーム設置要領（PDF：193KB）

問い合わせ先 産業労働局雇用就業部就業推進課 電話　03-5320-4708