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報道発表資料  2020年12月02日  都市整備局

「都市の3Dデジタルマップの実装に向けた産学官ワーキンググループ」を設置しました
「スマート東京」の実現を目指して

東京都は、進展するICTなどの情報技術の活用と併せ、蓄積された様々なデータを使うことで、都市づくりのデジタルトランスフォーメーションとともに、デジタルの力で東京のポテンシャルを引き出す「スマート東京」の実現を目指しています。建物や道路などを仮想空間上に再現する、いわゆる都市のデジタルツイン【注1】の基盤となる、都市の3Dデジタルマップ【注2】の検討に向け、都は学識経験者や民間事業者等と連携し「都市の3Dデジタルマップの実装に向けた産学官ワーキンググループ」(以下「ワーキンググループ」という。)を設置し、第一回ワーキンググループを開催したので、お知らせします。

【注1】デジタルツインとは、センサーなどから取得したデータをもとに、建物や道路などを、サイバー空間(コンピューターやコンピューターネットワーク上の仮想空間)上に「双子(ツイン)」のように再現したもの。
【注2】都市の3Dデジタルマップとは、地形や道路などの2次元の地理情報の上に建物や地物などの3次元の情報を組み込んだものである。都市の3Dデジタルマップを構築することで、様々な調査・分析、政策検討ツールとしての地図の進化はもとより、人口知能(AI)、IoT、自動運転、環境技術などの技術革新や各種ビッグデータとの連携により、移動・物流、防災、まちづくり、ウェルネス、エネルギーなど多様な領域からの街のデジタルトランスフォーメーションにより、誰もが快適な生活を送ることのできる、活力に満ちた「スマート東京」へのアップデートを支える新たな基盤となることが見込まれる。

1 目的

本ワーキンググループは、東京都が整備すべき3Dデジタルマップの仕様について検討を行うとともに、民間活力の活用など、より効率的かつ効果的な3次元データ収集スキームや管理体制、活用内容など、導入・運用手法の構築を見据えた検討を行うことを目的とする。

2 ワーキンググループ構成員

  • 越塚登 東京大学大学院情報学環教授
  • 田中浩也 慶應義塾大学環境情報学部教授
  • 古橋大地 青山学院大学地球社会共生学部教授
  • 森亮二 英知法律事務所弁護士
  • 岩本敏男 一般社団法人情報サービス産業協会副会長
  • 関本義秀 一般社団法人社会基盤情報流通推進協議会代表理事/東京大学空間情報科学研究センター教授
  • 犬飼武 国土交通省都市局都市計画課企画専門官

3 設立日

令和2年12月1日(火曜日)

4 第一回ワーキンググループの資料

開催日:令和2年12月1日(火曜日)

※ワーキンググループ資料及び議事概要につきましては、後日都市整備局ホームページにて公表致します。

本件は、「『未来の東京』戦略ビジョン」を推進する先導的事業です。
戦略10 スマート東京・TOKYO Data Highway戦略

問い合わせ先
都市整備局都市づくり政策部広域調整課
電話 03-5388-3383

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