2020年12月22日　 生活文化局

令和元年度における都内私立学校の体罰に係る実態把握の結果について

この調査は、令和元年度における体罰の実態を把握するため、文部科学省が全国の国私立の小学校、中学校、高等学校（通信制を含む）、中等教育学校及び特別支援学校を対象に実施したものである。その内、都内の私立学校分について公表する。

1　調査期間・報告内容

平成31年4月1日から令和2年3月31日までに体罰を理由として処分等が行われたもの。

2　調査対象

• 私立小学校　54校（児童数　25,149人、教員数　1,921人）
• 私立中学校　188校（生徒数　75,003人、教員数　8,904人）
• 私立高等学校　241校（生徒数　182,982人、教員数　18,345人）
• 私立特別支援学校　4校（児童生徒数　234人、教員数　109人）

※中学校及び高等学校は休校を含む。
※学校数、児童生徒数及び教員数は、令和元年度学校基本調査（令和元年5月1日現在）による。

3　調査結果の概要【別表（PDF：227KB）参照】※括弧内は前年度数値

事案のあった学校数、事案件数及び被害児童生徒数は、9校9件23名（13校13件20名）であり、小学校は2校2件10名（1校1件3名）、中学校は1校1件2名（7校7件10名）、高等学校が6校6件11名（5校5件7名）、特別支援学校はなしである。
体罰時の状況、体罰の態様、被害の状況、体罰事案の把握のきっかけ及び体罰事案の把握の手法については、別表のとおりである。

問い合わせ先 生活文化局私学部私学行政課 電話　03-5388-3194