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報道発表資料  2021年02月25日  建設局, (公財)東京動物園協会

多摩動物公園情報 インドサイの「ナラヤニ」を移動します

多摩動物公園(園長 渡部浩文)では、このたびインドサイの「ナラヤニ」(メス)を横浜市立金沢動物園へ移動することになりましたので、お知らせします。

1.移動するインドサイ

  • 名前
    ナラヤニ
  • 性別
    メス
  • 年齢
    19歳(推定)
  • 生年月日
    2001年(推定) ネパール生まれ(チトワン国立公園内で捕獲)
    2002年3月28日 多摩動物公園に来園

インドサイの写真

インドサイ「ナラヤニ」
(撮影日:令和3年2月14日)

2.移動予定日

令和3年3月10日(水曜日)

3.経緯

当園では飼育園館同士で相互協力しながら、希少動物であるインドサイの繁殖を進めています。
今回、公益社団法人日本動物園水族館協会生物多様性委員会の種別管理計画に基づき、インドサイの新たなペア形成や繁殖をめざすため、ブリーディングローン【注】により「ナラヤニ」を移動することになりました。
【注】ブリーディングローンについて
繁殖を目的とした動物の貸借契約のこと。動物園間で個体を移動させることによって、新たなペアを形成し、繁殖に寄与することを目的としています。

4.当園での飼育状況(令和3年2月25日現在)

4頭(オス2、メス2) ※今回移動する「ナラヤニ」を含みます。

5.日本国内の飼育状況について(令和元年12月31日現在)

4施設 9頭(オス6、メス3)
資料:インドサイ国内血統登録台帳【(公社)日本動物園水族館協会】

6.その他

動物の状況などにより移動日が変更になる場合は、多摩動物公園ホームページ(東京ズーネット)(外部サイトへリンク)にてお知らせします。

参考

インドサイ(奇蹄目 サイ科)
(ワシントン条約附属書1、IUCNレッドリスト:VU(絶滅危惧2類)、東京都ズーストック種)
※「附属書1」「2類」の数字の正しい表記はローマ数字です。

  • 学名
    Rhinoceros unicornis
  • 英名
    Greater one-horned rhinoceros
  • 分布
    インド北部とネパール南部
  • 生態等
    川辺の草原に棲み、隣接した森林地帯も利用します。単独でなわばりを持って生活します。ひだのある鎧のような分厚い皮膚をもち、角が1本あります。上唇はとがっており、主食である木の葉や枝をつかむのに適した形状をしています。
問い合わせ先
(公財)東京動物園協会
多摩動物公園教育普及課
電話 042-591-1689
建設局公園緑地部管理課
電話 03-5320-5365

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