人権

差別等のない社会の実現に向けて

新型コロナウイルスワクチン接種と人権問題について意見があります。
私は、事情があってこれまで新型コロナウイルスのワクチン接種をしていません。これからも接種をしないつもりです。その私に対して、勤務先の上司が頻繁にワクチン接種をしたかと聞いてくるので、いつもトラブルになっています。
ワクチン接種は任意なのですから、接種をしない選択をした人は、その意思が守られる必要があります。差別等がない社会の実現に向けて、東京都は都民に対して啓発をしていただきたいと思います。

取組

このたびは、貴重な御意見をいただき誠にありがとうございます。
新型コロナウイルスワクチン接種に関する人権問題について、都の取組を御説明します。新型コロナウイルスワクチンの接種は、強制ではなく、あくまで御本人の意思に基づき受けていただくものです。医学的な事由により接種を受けることができない方や、事情により接種をしない方もいらっしゃいます。そのため都では、職場や周りの方などに接種を強制したり、接種を受けていない人に差別的な扱いをすることのないよう、都民の皆さまに対してホームページやSNSなどを通じてお願いをしています。
また、都では、新型コロナウイルス感染症に係る人権問題に関する専門電話相談を設けるなど、新型コロナウイルスワクチン接種に関する不当な差別やいじめ等についての相談を受け付けています。
今後とも、都の人権施策に御理解をいただきますよう、引き続き周知徹底を図って参ります。

総務局人権部ホームページ（新型コロナウイルス感染症に係る人権問題）

（総務局）