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令和4年(2022年)3月9日更新

報道発表資料

恩賜上野動物園・井の頭自然文化園

1.恩賜上野動物園開園140周年・井の頭自然文化園開園80周年記念企画展「日本の動物園と水族館は東京から始まりました」を開催!

令和4年、恩賜上野動物園は開園140周年、井の頭自然文化園は開園80周年を迎えます。このことを記念して、企画展を開催します。

(1) 期間

令和4年4月29日(金曜日・祝日)~5月8日(日曜日)
8時00分~20時00分(東京シティアイ観光情報センターの営業時間に準じます)

(2) 場所

JR「東京」駅前JPタワー・KITTE地下1階
東京シティアイ 観光情報センター パフォーマンスゾーン

(3) 入場料

無料

(4) 内容

各園の歴史的トピックを当時の貴重な写真でご紹介するとともに、野生生物の保全活動など、現代の都立動物園・水族園の取組についてもパネルなどでお伝えします。

1)恩賜上野動物園の歴史

恩賜上野動物園は、明治15年(1882年)に農商務省所管の博物館付属施設として開園した、日本で最初の動物園です。開園当初の園内に設置されていた観魚室「うをのぞき」は日本最初の水族館でもあるため、日本の動物園と水族館はここから始まったと言えます。
その後は、大正13年(1924年)に皇太子殿下(昭和天皇)ご成婚を記念して東京市に下賜、戦時中と戦後の復興を経て、昭和47年(1972年)のジャイアントパンダ初来園を機にさらなる発展を遂げました。
現在では日本を代表する動物園として、世界中の多様な野生動物の飼育展示と繁殖などを通じて野生動物保全の重要性を広く伝えています。

画像
開園初期の恩賜上野動物園
(『風俗画報』[明治29年発行]から)

2)井の頭自然文化園の歴史

昭和17年(1942年)、「行楽の間に自然科学の知識普及の向上に寄与する」という目的のため開園し、動物園のほか、彫刻館、資料館などが併設され、自然と文化が調和した施設となっています。
昭和29年(1954年)にはアジアゾウのはな子が来園し、平成28年(2016年)に国内最高齢の69歳で死亡するまで、当園のシンボルとして多くの方から親しまれました。近年では、二ホンリスの放し飼いを行う「リスの小径」(平成4年[1992年]公開)や、さまざまな野生の生き物が集まるしかけを施した「いきもの広場」(平成23年[2011年]公開)など、身近にくらす日本の野生動物の飼育展示と、子どもたちにも親しみやすい体験活動を重視しています。

写真1
昭和25年 アジアゾウのはな子が移動動物園で来園
(本格的な飼育展示は昭和29年から)

3)都立動物園・水族園の取組

開園から節目の年を迎える2園のほか、多摩動物公園と葛西臨海水族園も合わせた4園で連携し、絶滅が心配される野生生物の保全活動などの現代的な使命を共有して、一体で取り組んでいます。

写真2
都立動物園・水族園が連携する野生生物保全活動

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