ここから本文です。

報道発表資料  2022年03月14日  建設局, (公財)東京動物園協会

多摩動物公園情報
グレビーシマウマの「ライチ」が死亡しました

多摩動物公園(園長 渡部浩文)では、このたびグレビーシマウマの「ライチ」(メス)が死亡しましたのでお知らせします。

1.死亡したグレビーシマウマ

  • 名前
    ライチ
  • 性別
    メス
  • 年齢
    22歳
  • 生年月日
    1999年3月26日 多摩動物公園生まれ
  • 死亡日
    2022年3月10日(木曜日)

写真
グレビーシマウマ「ライチ」
(撮影日:2021年4月7日)

2.死亡までの経緯

ライチは、2022年1月頃から体調を崩したため、治療を行ってきました。3月10日の朝に、起き上がれないところを飼育係が発見し、起立させるよう試みましたが、起立不能である状況が続いて回復が見込めないことから、今後苦痛が増大していく状況と判断し、大変残念ではありますが、やむを得ず、安楽死処置を行いました。
処置後、すみやかに解剖を行ったところ、肉眼的に、副腎と下垂体に異常が認められました。

3.当園での飼育状況(2022年3月14日現在)

1頭(メス1) ※今回死亡したライチは含みません。

4.国内の飼育状況(2020年12月31日現在)

8施設 22頭(オス13、メス9)
資料:グレビーシマウマ国内血統登録台帳【(公社)日本動物園水族館協会】

参考

グレビーシマウマ(奇蹄目 ウマ科)
(ワシントン条約附属書1、IUCNレッドリスト:EN(絶滅危惧1B類)、東京都ズーストック種)

※「附属書1」「1B類」の数字の正しい表記はローマ数字です。

  • 学名
    Equus grevyi
  • 英名
    Grevy’s zebra
  • 分布
    エチオピア、ケニア北部の草原地帯
  • 生態等
    肩までの高さは1.4~1.6メートル、体重は350~420キログラム。シマウマの中ではもっとも大型です。丸くて大きな耳を自在に動かし、体の位置を変えずに遠くの音の方向を知ることができます。体の縞模様は幅が狭くて数が多く、足の縞がひづめの上まであり、腹部には縞がないのが特徴。5~20頭くらいの小さな群れで、草原や木のまばらな林にくらしています。現在、野生での生息数は2,000頭前後で、絶滅が心配されています。
問い合わせ先
(公財)東京動物園協会
多摩動物公園
電話 042-591-1611(代表)17時00分まで
多摩動物公園教育普及課
電話 042-591-1689
建設局公園緑地部計画課
電話 03-5320-5374

ページの先頭へ戻る

東京都庁〒163-8001 東京都新宿区西新宿2-8-1交通案内 電話:03-5321-1111(代表)法人番号:8000020130001

Copyright (C) 2000~ Tokyo Metropolitan Government. All Rights Reserved.