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2022年03月22日 生活文化局, 公益財団法人東京都歴史文化財団
東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団は、令和4年7月より、アール・ブリュット【注1】2022巡回展「かわるかたち」を開催いたします。
本展に先立ち、プレイベントとして、出展作家の本田雅啓(ほんだまさはる)さんを招き、東京都渋谷公園通りギャラリーの交流スペースで、渋谷の街をテーマにした大きな絵を完成させるワークショップ&公開制作を行いますので、お知らせします。
【注1】アール・ブリュット(Art Brut)は、フランスの芸術家ジャン・デュビュッフェによって提唱されたことばです。今日では、広く、専門的な美術の教育を受けていない人などによる、独自の発想や表現方法が注目されるアートを表します。
アトリエで幅10メートルの作品を制作する本田さん ※画像は参考です。
4月16日(土曜日)、17日(日曜日)
東京都渋谷公園通りギャラリー 交流スペース
どなたでもご参加いただけます(参加無料)。
本田さんと参加者が協力して、渋谷の街をテーマにした大きな絵を完成させます。完成した絵は、イベントの記録とともに、展覧会で展示します。
本田さんと一緒に渋谷の街を散策し、制作する絵のイメージを膨らませます。
4月16日(土曜日) 10時30分~12時00分
事前予約制、先着8名まで。4月1日から、東京都渋谷公園通りギャラリーのホームページ(外部サイトへリンク)内の申込フォームより受付。散策にご参加の方は、下記2)制作にもご参加いただけます。
本田さんと参加者が協力して大きな絵を即興的に制作します。
4月16日(土曜日) 13時30分~16時00分、4月17日(日曜日) 10時30分~12時00分、13時30分~16時00分
当日、会場にて先着順で受付。各回30名程度(入替制)。
上記(1)のワークショップで行う制作の様子をご覧いただけます。
4月16日(土曜日) 13時30分~16時00分、4月17日(日曜日) 10時30分~12時00分、13時30分~16時00分
見学自由(予約不要)。室内が混雑している場合は、入室をお待ちいただくことがあります。
福岡県生まれ。幼少期より絵を描くことを好み、家族の勧めで高校生の頃から絵画教室に通い、卒業後は、アートを仕事にする施設を活動の場として創作を続けてきた。2018年からPICFA【注2】での活動を開始。野菜や昆虫、風景や物語のキャラクターなど様々なモチーフを、単純化した輪郭線と幾何学模様や色面を複雑に構成して描く。正確な筆致で、ライブペインティングを得意とし、キャンバスなどの一般的な支持体だけでなく、建物の壁やシャッター、重機などにも描いてきた。主な出展歴に、「すごいぞ、これは!」展(埼玉県立近代美術館、2015年)や、「関係するアート展」(佐賀県立博物館、2021年-2022年)などがある。
【注2】医療法人清明会 障害福祉サービス事業所 PICFA
2017年7月に佐賀県に開設した障害者就労支援B型事業所。利用者は、自由な創作活動の他、複数のメンバーがコラボレーションしての作品づくりや、企業が依頼するプロダクトのアートワーク、街中など開かれた場でのライブパフォーマンスといったアートの仕事を介し、人や地域と交流しながら、社会との関わりを広げている。
本展では、アール・ブリュット作品をたくさんの方にご覧いただけるよう、東京都渋谷公園通りギャラリーを含む都内3か所を巡回し、独創性あふれる10名の作家を紹介します。色鉛筆やカラーペン、布、糸、チラシといった身近な素材でつくられる多様なかたちと、そこに宿る創造の根源的な魅力に迫ります。
東京都渋谷公園通りギャラリー <渋谷区神南1-19-8>
7月16日(土曜日)から9月25日(日曜日)まで(休館日を除く) 11時00分~19時00分
※第一会場の詳細及び第二会場、第三会場については、後日発表します。
青木尊、五十嵐朋之、稲田萌子、井上優、佐々木早苗、萩尾俊雄、濱中徹、本田雅啓、吉川秀昭、渡邉あや(※50音順)
東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団
無料
本件は、「『未来の東京』戦略」を推進する事業です。
戦略15 文化・エンターテイメント都市戦略「芸術文化によるウェルビーイング向上プロジェクト」
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