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報道発表資料  2022年03月29日  産業労働局

先端医療機器アクセラレーションプロジェクト
補助事業対象者を決定しました!

東京都は、先端医療機器の開発を支援しています。
本プロジェクトでは、優れた技術やビジネスアイデアを持つ中小企業等を3社採択し、各分野の専門家による集中的な指導・助言を3年間行います。その上で、採択から1年半後に審査会を開催し、選定された事業者に対して、最大6億円の補助金による開発支援を行います。
このたび、令和2年度に採択した3社の中から補助対象事業者1社を決定しましたので、お知らせいたします。

補助対象事業について

補助対象事業者

アナウト株式会社

申請テーマ

内視鏡外科手術支援AIシステムの開発

ビジネスプラン内容

これまで、外科医療は、内視鏡手術やロボット支援手術などの登場により、外科医の「目」や「手」を支援する技術が進化を遂げてきた。更に外科医療の安全性を高めるためには、外科医の「認識」をサポートする技術開発が必要である。
このため、手術中にカメラを介してモニターに映る映像を自動解析して、リアルタイムに体内の微細な構造物(血管や神経など)を見やすく表示し、外科医の「認識」を支援する手術支援AIシステムを開発している。
本システムを通じて、複雑な手術教育を円滑にするとともに、手術合併症(出血や臓器損傷等)の減少を目指し、より安全な手術の実現を支援する。

手術室のイメージ画像
内視鏡外科手術支援AIシステムを使用している手術室(イメージ図)

支援内容

  • 採択事業者ごとに専任のカタライザー【注1】を1名配置し伴走支援を行います。
  • カタライザーは、採択事業者の進捗度合に応じたそれぞれの段階で必要となる指導・助言を各種専門家【注2】と連携し行います。
  • 採択事業者3件中1件には、補助金による開発支援を行います。ただし、審査により一定以上の評価を得た案件に限ります。(1期あたり最長3年・上限3億円、補助率3分の2 マイルストーン達成により最長2期利用可。)

【注1】カタライザーは、支援対象企業と定期的にミーティングを行い、進捗度合いに応じて各種専門家と連携した指導・助言を行い、プロジェクトの事業化に向けた支援を行います。
【注2】専門家は、医療機器開発及び医工連携に係る高度かつ専門的な知見(臨床、薬事、保険、工学、知財、ビジネス等)を有する者で、カタライザーの求めに応じて、開発プロジェクトに対する指導・助言を行います。

令和2年度採択時の事業スキーム

事業スキームの画像

支援体制

支援体制の画像

本件は、「『未来の東京』戦略」を推進する事業です。
戦略12 稼ぐ東京・イノベーション戦略「オープンイノベーション創出プロジェクト」

問い合わせ先
産業労働局商工部創業支援課
電話 03-5320-4693

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