2022年03月29日　 都市整備局

「自動運転社会を見据えた都市づくりの在り方」を策定しました

都は、人中心の歩きやすいまちづくりなどの実現に向け、「自動運転社会を見据えた都市づくりの在り方」（以下、「在り方」という。）を策定しました。今後、これに基づき自動運転社会を見据えた都市づくりに向けて取組を推進していきます。

1　策定のポイント

（詳細は別添資料（PDF：2,171KB）の概要をご覧ください。）

（1）策定理由

• 2040年代を目標とし、急速に技術革新が進む自動運転技術をこれからの都市づくりに活用していくことができるよう、在り方を策定しました。

（2）目指すべき東京の将来像

• 自動運転技術の普及見込み等を踏まえ、多様な交通モードの充実、鉄道ストックを基軸とし新たなモビリティ等を活用したスムーズな移動の実現、道路空間におけるにぎわい空間の創出など目指すべき東京の将来像を示しました。

（3）都市づくりへの展開に向けた基本的な考え方

• 自動運転車の普及により影響を受けると見込まれる、道路空間、駅前空間、駐車場、交通サービスについて基本的な考え方を示しました。
• 例えば、道路空間では、地域のニーズなどに応じて荷さばき車両やシェアリングサービスの乗降スペース、にぎわい空間等で多目的利用ができる空間も創出　など
• 自動運転社会を見据えた都市づくりの一例として将来イメージ図を示しました。

（4）自動運転社会を見据えた都市づくりの推進

• 自動運転技術の開発等の動向を継続的に調査し、適宜、本在り方をバージョンアップしていきます。
• 自動運転社会を見据えた都市づくりに向けて、地域の特性を踏まえながら制度上や技術的な課題等の解決に向けた検討を推進していきます。

2　その他

• 令和3年11月24日から12月23日に実施した「自動運転社会を見据えた都市づくりのあり方（案）」に関する意見募集の結果の概要は、別添資料（PDF：134KB）のとおりです。
• 「自動運転社会を見据えた都市づくりの在り方」及び意見募集の結果は、都市整備局ホームページにおいてご覧いただけます。

本件は、「『未来の東京』戦略」を推進する事業です。
戦略9　都市の機能をさらに高める戦略

問い合わせ先 都市整備局都市基盤部交通企画課 電話　03-5388-3285