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報道発表資料  2022年10月20日  福祉保健局

令和4年度「麻薬・覚醒剤・大麻乱用防止運動都民大会」
オンデマンド配信で実施します

東京都では、薬物乱用の根絶を図るために全国一斉に実施している麻薬・覚醒剤・大麻乱用防止運動(10月1日から11月30日まで)の一環として、「麻薬・覚醒剤・大麻乱用防止運動都民大会」を開催します。

ポスターの画像
麻薬・覚醒剤・大麻乱用防止運動ポスター

近年、SNS等において「大麻に有害性はない」などの誤った情報が広まっており、若年層の間で大麻乱用が拡大しています。また、思春期の10代の間では、心の悩みや生きづらさなどを背景として市販薬を過剰摂取し、依存症に悩む人たちが増えていると言われています。
麻薬、覚醒剤、大麻などの違法薬物に手を出さないためには、「正しい知識」と「断る勇気」を持つことが大切です。また、心の悩みなどは、専門機関への早期相談が重要です。
都民大会では、薬物乱用防止高校生会議(下記参照)の成果発表や、お笑い芸人のなだぎ武さん、専門家及び高校生によるトークセッション等を通じて、青少年及びその保護者世代に薬物乱用防止を強く訴えます。
なお、今年度は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、オンデマンド配信により実施します。

1 動画配信期間(予定)

令和4年12月26日(月曜日)から令和5年9月30日(土曜日)まで

2 視聴方法

次のホームページから動画を視聴できます(申込不要・視聴無料【注】)。
【注】ご視聴に係る通信費は、視聴者様のご負担となります。

トップページの検索窓から、「麻薬・覚醒剤・大麻乱用防止運動都民大会」で検索してください。

QRコードの画像

3 配信内容(予定)

  1. 薬物乱用の現状等に関する講演
    講演者:精神科医 合川勇三氏
  2. なだぎ武さんステージショー
  3. 薬物乱用防止高校生会議活動成果発表
  4. 10代、20代の大麻・市販薬乱用問題に関するトークセッション
    なだぎ武氏と、精神科医、元当事者(八王子ダルク施設長 加藤隆氏)、高校生が、それぞれの視点で討論します。
  5. 大会宣言

出演者

なだぎ武氏

芸人・俳優
2007年、2008年にピン芸人日本一を決める「R-1ぐらんぷり(現・グランプリ)」で初の2連覇を成し遂げ、近年は俳優としても活躍する吉本興業所属のタレント。昨年、東京五輪の開会式にも登場し、コミカルな演技で注目を浴びたことも記憶に新しい。
学生時代の壮絶ないじめ体験を元に、主に若い世代を対象に人権講演会を行っている。

出演者の写真1

合川勇三氏

精神科医
大学を卒業後、内科勤務、国立国際医療センター精神科、東京都立松沢病院精神科を経て、2014年4月から埼玉県立精神医療センターに勤務。
現在は第2精神科科長を務め、アルコール・薬物依存症の治療に従事。治療や相談で多くのケースに触れられ、専門相談、講演、学会、フォーラム等で活躍中。

出演者の写真2

加藤隆氏

特定非営利活動法人八王子ダルク代表理事(施設長)
元薬物依存症当事者。
ダルクにて薬物依存症者からの相談や回復プログラムを実施している。
また、国立精神・神経医療研究センターに研究員として所属する傍ら、精神保健福祉センターの非常勤相談員や、拘置所の薬物依存離脱指導員としても活動している。

出演者の写真3

4 主催団体等

  • 主催
    東京都、東京都薬物乱用対策推進本部、東京都薬物乱用防止推進協議会、厚生労働省
  • 共催
    警視庁
  • 後援
    公益財団法人麻薬・覚せい剤乱用防止センター
  • 協賛
    特別区長会、東京都市長会、東京都町村会

キャラクターの画像

参考 「薬物乱用防止高校生会議」とは

  • 高校生自らが薬物乱用を身近な問題としてとらえ、薬物の誘惑を排除できる能力を習得する機会を設けるとともに、学習した内容を広く同世代の仲間に発信していくことを目的として、平成11年度から毎年開催している取組です。
  • 会議に参加した高校生は、警視庁などでの校外学習、薬物依存症の回復支援に関する講義聴講のほか、各自で情報収集等を行い薬物乱用防止について学習活動を行いました。
  • これら学習活動の成果は、本大会で発表するとともに、年度内にリーフレットにまとめ、都内の高校第1学年に配布予定です。
問い合わせ先
福祉保健局健康安全部薬務課
電話 03-5320-4504

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