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報道発表資料  2022年11月24日  福祉保健局

食品衛生歳末一斉監視を実施します

歳末には、クリスマス、年末年始、贈答用などの様々な食品が大量に流通します。また、ノロウイルス食中毒が多発する時期です。歳末を迎えるにあたり、都民の食の安全を確保するため、都内で保健所を設置している都及び特別区・八王子市・町田市が協力して、食品衛生歳末一斉監視を実施します。
期間中、都内全域で、集団給食施設や飲食店、製造業、販売業等の施設を対象に、立入検査や表示検査、食品の抜き取り検査などの監視指導を行います。

1 実施時期及び実施機関

(1) 実施時期

令和4年12月1日(木曜日)から同月30日(金曜日)まで

(2) 実施機関

  • ア 東京都(保健所、健康安全研究センター、市場衛生検査所及び芝浦食肉衛生検査所)
  • イ 特別区・八王子市・町田市(保健所、各区市検査機関)

2 重点的に監視指導を行う項目

(1) クリスマス、年末年始用食品等の検査

短期間に大量に製造されるクリスマスケーキ、正月用そうざい等の年末年始用食品を中心に、法違反等の不良食品を排除するため、流通食品の検査を実施します。

(2) 集団給食施設に対する監視指導

ノロウイルスや腸管出血性大腸菌、ウエルシュ菌による食中毒を未然に防止するため、食中毒を発症した場合に重症化するおそれのある高齢者・子供等が利用する社会福祉施設や、大規模な患者発生につながる大量調理施設を対象に、重点的に監視指導を行います。

(3) 食肉等の取扱い(生食での提供中止等)に関する監視指導

食肉の生食等による食中毒を防止するため、飲食店等に対し、中心部まで十分に加熱調理を行う等、食肉等の適切な取扱いについて監視指導を行います。特に、牛レバー刺し及び豚肉の生食での提供禁止の指導や、また、ユッケ等の生食用牛肉を提供する場合は、規格基準を遵守するよう指導を徹底します。

(4) HACCP【注】の取組支援

食品衛生法改正により制度化された、HACCPに沿った衛生管理の着実な導入と定着に向けて、事業者の規模や衛生管理の取組状況等に応じた指導を行います。

【注】HACCP(ハサップ Hazard Analysis and Critical Control Point):
食品等事業者自らが食中毒菌汚染や異物混入等の危害要因(ハザード)を把握した上で、原材料の入荷から製品の出荷に至る全工程の中で、それらの危害要因を除去又は低減させるために特に重要な工程を管理し、製品の安全性を確保しようとする衛生管理の手法。

(5) その他

食品表示法に基づく表示の適正化の徹底を図るため、期限表示や添加物、アレルゲン等の表示事項について監視指導を行います。
また、テイクアウトや宅配等を実施する飲食店に対して、食品の衛生的な取扱いについて監視指導を行います。

3 結果の公表

上記の一斉監視事業の実施結果については、12月下旬に速報としてお知らせする予定です。

問い合わせ先
福祉保健局健康安全部食品監視課
電話 03-5320-4404

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