ここから本文です。

報道発表資料  2023年03月28日  産業労働局

先端医療機器アクセラレーションプロジェクト
補助事業対象者を決定しました!

ロゴ画像

東京都は、先端医療機器の開発を支援しています。このたび、ハンズオン支援を受けている3社のうち、より優れた技術やビジネスアイデアを持つ1社を補助事業対象者として決定(最長6年間・最大6億円)しましたのでお知らせします。

補助対象事業について

補助対象事業者

株式会社iCorNet研究所

申請テーマ

テーラーメイド方式心臓アシストネットの事業化

ビジネスプラン概要

心不全患者は推定で国内は120万人、米国では700万人の患者がおり、今後さらに増加すると予想されている。心不全の基礎疾患の一つである拡張型心筋症は、心臓移植以外には有効な治療法が確立されていない難病であるが、実際に心臓移植実施に至る患者は稀である。
開発製品である「テーラーメイド方式心臓アシストネット」は、心臓の拡大の進行自体を物理的に抑制し、心不全症状を改善する唯一の医療機器であり、臨床研究にて高い有効性が確認された。現在全国の5大学にて探索的治験が実施されている。
治療法が限られている拡張型心筋症の患者が日常生活を取り戻せるよう、速やかに製造販売承認の取得や保険適用、そして販売開始を目指していく。

画像
テーラーメイド方式心臓アシストネット
(イメージ図)

支援内容

  • 採択事業者ごとに専任のカタライザー【注1】を1名配置し伴走支援を行います。
  • カタライザーは、採択事業者の進捗度合に応じたそれぞれの段階で必要となる指導・助言を各種専門家【注2】と連携し行います。
  • 採択事業者3件中1件には、補助金による開発支援を行います。ただし、審査により一定以上の評価を得た案件に限ります。(1期あたり最長3年・上限3億円、補助率3分の2マイルストーン達成により最長2期利用可。)

【注1】カタライザーは、支援対象企業と定期的にミーティングを行い、進捗度合いに応じて各種専門家と連携した指導・助言を行い、プロジェクトの事業化に向けた支援を行います。
【注2】専門家は、医療機器開発及び医工連携に係る高度かつ専門的な知見(臨床、薬事、保険、工学、知財、ビジネス等)を有する者で、カタライザーの求めに応じて、開発プロジェクトに対する指導・助言を行います。

令和3年度採択時の事業スキーム

スキーム図

支援体制

支援体制の画像

本件は、「『未来の東京』戦略」を推進する事業です。
戦略12 稼ぐ東京・イノベーション戦略「オープンイノベーション創出プロジェクト」

問い合わせ先
産業労働局商工部創業支援課
電話 03-5320-4693

ページの先頭へ戻る

東京都庁〒163-8001 東京都新宿区西新宿2-8-1交通案内 電話:03-5321-1111(代表)法人番号:8000020130001

Copyright (C) 2000~ Tokyo Metropolitan Government. All Rights Reserved.