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2023年03月30日 生活文化スポーツ局
東京都は教育機関と連携し、児童(小学校5・6年生)、保護者、教員に対する「性別による無意識の思い込み」に関する実態調査を実施しましたので、調査結果をお知らせします。
なお、調査結果の詳細は調査報告書及び概要版(PDF:1,154KB)をご覧ください。
記
(概要P2)
令和4年3月に改訂された「東京都男女平等参画推進総合計画」のなかで、男女平等参画をこれまで以上に進めるためには、固定的な性別役割分業意識、性差に関する固定観念、無意識の思い込みといった意識を変革していく必要があると指摘されています。今回、東京都が性別による無意識の思い込みについて、小学校5年生、6年生の児童、保護者、教員を対象に調査を行ったことは画期的なことで、私たちは現状をよく知り、男女平等参画社会の実現に向かって取り組む必要があります。
今回の調査結果は、教員、保護者、児童それぞれが、自身のアンコンシャスバイアスに気づき、上書きするきっかけとなる点において、非常に貴重なものだと思います。
保護者や教員が、性別を理由に、子どもたちの未来の可能性を狭めていないだろうか?子どもたち自身も、「私には無理だ」と自分に対して無意識に思い込んでいないだろうか?などを問うきっかけになればと願います。子どもたちの未来の可能性を広げるためにも、学校での授業や、教員や保護者セミナーなどの開催により、自身の思い込みに気づく機会が提供されることを期待します。
性別による「無意識の思い込み」は周囲の言動の影響を受け形成されるとの仮説に基づき、その実態を把握するため、教育機関と連携し、児童(小学校5・6年生)、保護者、教員を対象とした実態調査を行った。
調査結果については、性別による「無意識の思い込み」に対する効果的な啓発方法や子どもの進路・職業の選択肢拡大に向けた施策検討の基礎資料として活用することを目的とする。
都内公立小学校の児童(5年生・6年生)、保護者、教員
【注】標本数=調査対象者数
学校名簿から対象の学校を無作為抽出し、抽出した学校に在籍している児童・教員の全員及び児童の保護者(児童1名に対して保護者1名)を対象にした。
インターネット方式
令和4年9月16日(金曜日)~10月7日(金曜日)
※詳細は調査報告書及び概要版(生活文化スポーツ局ホームページ掲載)をご覧ください。
本件は、「『未来の東京』戦略」を推進する事業です。
戦略3 女性の活躍推進戦略「女性活躍に向けた社会のマインドチェンジプロジェクト」
問い合わせ先 生活文化スポーツ局都民生活部男女平等参画課 電話 03-5388-3189 |
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