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報道発表資料  2023年04月11日  福祉保健局

サル痘患者の発生について

都内の医療機関を受診していた以下の方について、検査の結果、サル痘の陽性が確定しました。

患者の概要

8名(うち都内居住者6名、都外居住者2名)

No. 年代 性別 症状 医療機関
受診日
居住自治体
(居住地)
海外
渡航歴
その他
1 30代 男性 発疹、発熱、リンパ節腫脹 3月30日 東京都 なし 患者の状態は安定している。
2 20代 男性 発疹、その他の皮膚粘膜病変、発熱、肛門直腸痛 3月30日 東京都 なし 患者の状態は安定している。
3 20代 男性 発疹、その他の皮膚粘膜病変、発熱、咽頭痛、肛門直腸痛、
リンパ節腫脹
3月31日 東京都 なし 患者の状態は安定している。
4 40代 男性 発熱、リンパ節腫脹、その他皮膚病変 4月1日 都外 なし 患者の状態は安定している。
5 40代 男性 発疹、発熱、咽頭痛 4月3日 東京都 なし 患者の状態は安定している。
6 40代 男性 発疹、頭痛、咽頭痛、リンパ節腫脹 4月4日 都外 なし 患者の状態は安定している。
7 30代 男性 発疹、発熱、リンパ節腫脹 4月6日 東京都 なし 患者の状態は安定している。
8 40代 男性 発疹、発熱、倦怠感、リンパ節腫脹 4月6日 東京都 なし 患者の状態は安定している。

サル痘とは

  • サル痘は、サル痘ウイルスによる感染症で、中央アフリカから西アフリカにかけて流行しています。日本では感染症法上の四類感染症に指定されています。
    また、2022年5月以降、欧州や米国等で市中感染の拡大が確認されています。
  • サル痘の潜伏期間は6~13日(最大5~21日)とされており、潜伏期間の後、発熱、頭痛、リンパ節腫脹、筋肉痛などの症状が0~5日続き、発熱1~3日後に発疹が出現、発症から2~4週間で治癒するとされています。
  • サル痘の流行地では、げっ歯類やサル・ウサギなどの動物との接触や、感染が疑われる人の飛沫・体液等を避ける、手指衛生を行うなど、感染予防対策を心がけ、感染が疑われる場合には、直ちに医師の診察を受けてください。
問い合わせ先
(患者発生に関すること)
福祉保健局感染症対策部防疫・情報管理課
電話 03-5320-4088
(検査の技術的部分に関すること)
東京都健康安全研究センター微生物部
電話 03-3363-3231

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