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報道発表資料  2023年04月12日  環境局

自動車環境管理計画書制度 第4期計画期間 実績報告について

都は、平成13(2001)年度から環境確保条例に基づき自動車環境管理計画書制度を実施しています。
この度、第4期計画期間(平成28(2016)年度~令和3(2021)年度)が終了し対象事業者の実績を集計しましたので、お知らせします。

自動車環境管理計画書制度(第4期)の概要

自動車使用における環境負荷の低減を目的として、都内(島しょ地域を除く)で30台以上の自動車を使用する事業者(特定事業者)に対し、自動車環境管理計画書の提出と計画に基づく毎年度の実績報告書の提出を義務付け。

計画期間

  • 6年間(当初5年間。新型コロナウィルスの影響により1年延長。)

計画書及び報告書の主な内容

  • 自動車から発生する温室効果ガス及び排出ガスの排出量の削減目標、実績
  • 特定低公害・低燃費車【注】の導入の取組状況
  • エコドライブ及び自動車の使用の合理化の取組状況 等

【注】特定低公害・低燃費車:排出ガスを発生しない(燃料電池自動車、電気自動車)又は排出ガス発生量が相当程度少なく、かつ、燃費性能が相当程度高いと認められる自動車として、都が定めた自動車

第4期実績のまとめ

温室効果ガス(CO2)、排出ガス(NOx・PM)の排出量の推移

CO2は約24%、NOxは約56%、PMは約65%削減

第4期計画期間では、特定低公害・低燃費車の導入やエコドライブの取組により、平成28(2016)年度からの6年間で自動車から発生する温室効果ガス、排出ガスの排出量の削減が大きく進みました。

CO2排出量

グラフの画像1

NOx排出量

グラフの画像2

PM排出量

グラフの画像3

事業者数:1,482者(約22万台)
※実績報告書を6年間連続して提出している特定事業者(任意提出者を含む)のデータを集計

事業者の主な取組<特定低公害・低燃費車の導入>

特定低公害・低燃費車の導入率が約3倍に増加

特定事業者は特定低公害・低燃費車の導入について導入計画と実績の報告が義務付けられています。
計画達成に向け特定低公害・低燃費車への更新に取り組んだ結果、6年間で特定事業者が使用する車両の約3割が特定低公害・低燃費車となっています。

グラフの画像4

事業者の主な取組<エコドライブの取組>

多くの特定事業者がエコドライブの取組を実施

特定事業者はエコドライブの取組について計画と実施状況の報告が義務付けられています。
多くの特定事業者がエコドライブに関する教育・訓練の実施や運転日報の作成等に取り組んでいます。

エコドライブの実施

第4期計画期間において、約9割の事業者がエコドライブの実施に取り組んでいます。

グラフの画像5

エコドライブの継続的な実施には、エコドライブに関する知識や取り組みやすい環境整備が必要であり、約8割の事業者がエコドライブに関する教育・訓練の実施に取り組んでいます。

グラフの画像6

運転日報の作成

運転日誌等は環境負荷の把握や社内の環境対策活動を進めていくために重要となりますが、第4期計画期間においては約9割の事業者が運転日報を作成しています。

グラフの画像7

参考 エコドライブの取組(主なもの)
適正運転の実施 燃費の記録管理/エコドライブに関する教育・訓練の実施/優良ドライバーの表彰 等
機器の導入 エコドライブ装置の装着や装置搭載車の導入/デジタル式運行記録計等の活用 等
車両の維持管理 日常点検・整備マニュアルの作成・配布/運転日報の作成 等


※特定事業者ごとの取組については、ホームページ(外部サイトへリンク)で公表しています。

問い合わせ先
環境局環境改善部自動車環境課
電話 03-5388-3510

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