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報道発表資料  2023年07月06日  生活文化スポーツ局

障害のある方の継続的な運動を通じて健康づくりや日常生活の充実をサポートします!
今年度新規事業:対象事業所決定、プログラム開始

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障害福祉サービス事業所等に対し、利用者の障害種別やニーズに応じたプログラムを提供し、運動の習慣化を目指す「障害児・者の運動習慣定着支援事業」を今年度から実施します。
このたび、対象となる事業所を決定し、プログラムを開始いたしますので、お知らせします。

1 事業のねらい・背景

(1)誰もが活躍できる共生社会の実現

都は「「未来の東京」戦略」において、健康の増進、人と人とのつながりなど、スポーツの力によるQOLの向上や、障害のある方の一人ひとりが自らの状況に応じて、スポーツに参加することで、自分らしい人生を送ることができる共生社会の実現を目指しています。

(2)障害者のスポーツ実施状況

令和4年度に実施した都の調査では、障害のある方のスポーツ実施率は35.2%で、都民全般の実施率65.9%と比較すると大きな開きがあります。また、「自宅」や「道路や遊歩道」で「ウォーキング」や「体操」等に取り組んでいる実施者が多いことに加え、実施しない人のうち7割以上が「活動したいと思わない」無関心層であることから、地域のスポーツ活動への参加は限定的になっています。
(出典:令和4年度障害者のスポーツに関する意識調査(生活文化スポーツ局)より)

一方で、福祉関係者やご家族からは、「肥満防止や身体機能の維持のため運動をさせたい」「地域のスポーツ施設を活用したいが勝手が分からず不安」といったニーズや「運動の専門的な知識がなく安全管理が難しい」等の声が聞かれます。(詳細は別紙3(PDF:213KB)

(3)本事業の目的

本事業では、これらの課題を解消するため、以下のとおり無理なく楽しめるプログラムの提案及び実施をいたします。まずは日常の居場所である事業所において安心して取り組める環境でスタートし、その後地域のスポーツ施設で運動を行い、年間10回程度の実施を通じて運動習慣の定着を目指します。

事業の流れ

スキーム図

(4)本事業の目指す姿

  • 障害のある方が事業所内で、日常的に運動を楽しむようになること
  • 障害のある方が、スポーツ施設を余暇活動の場の一つとして捉えられるようになるとともに、地域において、スポーツ施設やボランティア等の協力を通じ、スポーツ活動の機会が拡がること
  • 事業で得られた効果を共有することにより、都内の他地区や他施設において取組が拡がること

2 対象となる事業所及び指導団体

今年度は日中の活動において運動に取り組める通所サービス12事業所において実施します。
また、運動プログラムの企画及び指導は、日頃から障害のある方のスポーツ活動支援を行っている団体のみなさま(以下「指導団体」という。)に御協力をいただきます。
詳細は別紙1「対象事業所一覧(PDF:347KB)」及び別紙2「指導団体一覧(PDF:340KB)」のとおり。

※参考 チラシ(PDF:742KB)

本件は、「『未来の東京』戦略」を推進する事業です。
戦略16 スポーツフィールド東京戦略「パラスポーツ・シティ」プロジェクト

問い合わせ先
生活文化スポーツ局スポーツ総合推進部パラスポーツ課
電話 03-5320-4241

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