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報道発表資料  2023年11月21日  福祉局

令和5年度(夏期)路上生活者概数調査の結果

都は、都内における路上生活者数を把握するため、道路・公園・河川敷・駅舎等の路上生活者の概数調査を行いました。今回、その調査結果を取りまとめましたのでお知らせします。

1 調査結果(概要)

今回の調査で確認した令和5年8月時点での東京都の路上生活者数は、645人でした。このうち、都・区市町村等の調査による人数は402人(区385人、市町村17人)、国土交通省の調査による国管理河川の人数は243人(区206人、市町村37人)でした。令和5年1月の調査結果と比べると、合計で16人の減となりました。

(単位:人)

  区市町村 国管理河川 合計
令和5年
8月
(a)
令和5年
1月
(b)
増減
(c)=(a)-(b)
令和5年
8月
(d)
令和5年
1月
(e)

増 減
(f)=(d)-(e)

令和5年
8月
(g)
令和5年
1月
(h)
増減
(i)=(g)-(h)
23区 385 384 1 206 220 -14 591 604 -13
市町村 17 16 1 37 41 -4 54 57 -3
都合計 402 400 2 243 261 -18 645 661 -16

※国管理河川分(国土交通省):多摩川、浅川、荒川、綾瀬川、江戸川等

区市町村別では、新宿区、千代田区、江東区等で減少し、渋谷区、足立区等で増加し、施設別では、主に都管理道路で減少しました。《資料1(PDF:116KB)資料2(PDF:109KB)参照》
これまでのホームレスの減少は、都と23区が共同で取り組んできた、自立支援センター【注】の運営をはじめとする、路上生活者対策事業等の効果が寄与しているものと考えられます。

【注】自立支援センター:ホームレス及びホームレスとなるおそれのある方を一時的に保護し、就労による自立と早期の社会復帰に向けた支援を行う施設

2 最近の都内路上生活者数の推移

(単位:人)

  令和5年度 令和4年度 令和3年度
5年8月 5年1月 4年8月 4年1月 3年8月
夏期 冬期 夏期 冬期 夏期
23区 385 384 403 437 476
市町村 17 16 21 21 21
国管理河川 243 261 269 312 303
合計 645 661 693 770 800

3 調査方法等

ア 調査実施日

原則として、令和5年8月1日(火曜日)から同月7日(月曜日)までの間の平日のうち1日(おおむね午前10時から午後4時までの時間帯に実施)

イ 目的及び対象者

都内における路上生活者数の実態を把握するため、道路、公園、河川敷、駅舎等の各施設別及び各区市町村別の人数調査を実施

ウ 調査方法

各施設管理者等の目視による確認調査であり、テントやダンボール等の中の確認や、路上生活者に対する聴き取りは行っていません。

参考

現在の方式(国管理河川も合わせて調査する方式)での調査を開始した平成14年8月以降で、都内の路上生活者数が最も多かったのは、平成16年8月の6,731人(うち国管理河川の人数1,080人は調査時期が異なるため参考数値)でした。

問い合わせ先
福祉局生活福祉部保護課
電話 03-5320-4098

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