平成28年2月2日更新
東京のグランドデザイン検討委員会（第3回）
平成28（2016）年1月28日（木曜）、「東京のグランドデザイン検討委員会（第3回）」に出席しました。
知事は冒頭、「今回で3回目の会議になりますが、1回目、2回目の検討委員会で、大変素晴らしい、独創的なアイデアを、新進気鋭の皆様からいただきました。2040年代の東京の姿を念頭に置いて、大所高所から世の中の動きを先取りしながら、また予見しながら、グランドデザインを策定したい。夢と希望に満ちたビジョンができればと思っています」と挨拶しました。
委員会では、「まちづくり」「働き方暮らし方」「ビジネス」の分野から有識者・専門家6人が招かれ、「2040年代の東京」をテーマに、プレゼンテーションが行われました。有識者・専門家からは、科学技術の活用による持続可能社会の実現や、歴史を踏まえた水の都づくり、週休3日制の導入、二地域居住、新たなビジネスの可能性、サイバーセキュリティなどについて発言があり、自由な提言が行われました。発表後には、具体化に向けて障壁となる点や、成功事案から得られるヒント、各提案の掛け合わせによる展開例、今後予想される価値観の変容や概念の変化等、発表内容に関する確認や、期待や希望などが様々に語られました。
意見交換を終えて、知事は、「クオリティ・オブ・ライフ」をキーワードとして挙げ、「付加価値の高い楽しみなどを生み出せる社会というのは、グランドデザインがしっかりとしているということなのかなと思います。是非またこれからも色々なことで議論を続けたい」と話しました。
