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舛添前知事「知事の部屋」

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平成28年3月14日更新

第26回東京都平和の日記念式典

 平成28(2016)年3月10日(木曜)、「第26回東京都平和の日記念式典」に出席しました。
 東京都は、戦争の惨禍を再び繰り返さないことを誓い、平成2年7月に「東京都平和の日条例」を制定し、3月10日を「東京都平和の日」と定めました。「東京都平和の日」には、東京空襲の犠牲者を追悼するとともに、平和の意義を確認し、平和意識の高揚を図るため、「東京都平和の日記念式典」を開催しています。今回で26回目となる式典には、東京空襲の被災者やその遺族など約500名が列席しました。
 式典ではまず、東京空襲をはじめ戦災で亡くなった方々を追悼し、世界の恒久平和を願って全員で黙とうしました。続いて、国家を斉唱した後、知事が主催者として式辞を述べました。
 知事は、「戦後71年という年月が経ち、今では、戦後生まれが社会の大半を占めるようになりました。私達は、痛ましい史実を、確実に次の世代へと語り継いでいかなければなりません。これは、今を生きる私達の大切な使命であると思います。世界では、いまだに地域紛争が繰り返され、飢餓や貧困に苦しんでいる人々が大勢いらっしゃいます。そして、テロによって、何の罪もない多くの人々が尊い命を失っております。このような卑劣な行為は、断じて許されるものではありません。4年後の2020年には、平和の祭典であるオリンピック・パラリンピック競技大会がこの東京で開催されます。東京都は、平和国家日本の首都として、世界の都市と連携し、国民同士の相互理解を深め、世界平和に貢献していかなければなりません。私は、これを肝に命じ、今日の平和を次世代に引き継いでいく責務を果たすことを、固くお誓い申し上げます」と述べました。
 東京都では、東京空襲の史実を次の世代へ語り継ぎ、平和を祈念するため、都立横網町公園内に「東京空襲犠牲者を追悼し平和を祈念する碑」を建設し、祈念碑の内部に、犠牲となられた方々の名前を記した名簿を納めています。本年は359名の方々の名前が新たに追加され、名簿に記載された方々の人数は80,683名になりました。

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