平成28年4月25日更新
東京ロボット産業支援プラザ開所式
平成28（2016）年4月20日（水曜）、「東京ロボット産業支援プラザ開所式」に出席しました。
地方独立行政法人東京都立産業技術研究センターは、中小企業のロボット産業参入を支援するため、江東区にあるテレコムセンター内に「東京ロボット産業支援プラザ」を開設しました。ここでは、ロボットの筺体（きょうたい）等を試作できる3Dプリンターのほか、ロボットの走行性や動作観察など、安全性や信頼性を評価する機器等を導入し、中小企業の安全認証取得を支援していきます。
式典で、知事は、「技術の力やイノベーションの力は止まることを知りません。東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けてだけでなく、高齢化社会、自然災害にも備えて、自動車の自動走行や救助・復旧支援ロボットなど、先端技術を、東京はしっかりと育てていきたい。ロボット産業は、工業、商業、介護、労働力不足等に非常に役立ちます。中小企業は世界に誇るサービスや製品を生み出しており、中小企業の優れた技術を東京のみならず、世界中に展開していきたい。このプラザを多くの中小企業に活用いただき、このような志を支えるプラザになれば良いと思います」と挨拶しました。
また、知事は、プラザの疑似実証実験スペース、傾斜路走行試験装置等の視察と、先導案内型ロボット（Pyxis）の案内・操作の体験もしました。
