平成28年5月6日更新
テロ対策東京会議
平成28（2016）年4月28日（木曜）、「テロ対策東京会議」に出席しました。
この会議は、伊勢志摩サミットの開催に合わせ、東京都においてもテロ等を未然に防止するため、テロを巡る情勢についての講演等を行い、民間事業者等に対し警戒の取組強化を広く呼び掛けていくために開催されました。なお、本会議は、「第16回テロ対策東京パートナーシップ推進会議」と同時開催されました。
会議の冒頭、知事は「サミットはテロリストの格好の標的とも言われており、サミットをきっかけに首都が狙われるケースも発生しています。日本の首都、東京においても警戒を強化する必要があります。東京は安全で治安が良い大都市として知られていますが、我が国や邦人がテロの標的として挙げられていることもあり、東京もテロとは無縁ではありません。東京都は伊勢志摩サミットに向けて、国とも連携し、警察・消防も含め全力を挙げて都内の安全を守っていきます。テロの事前防止や警戒にあたっては、自助・共助の取組が重要で、行政だけでなく、地域住民、民間事業者や団体の皆様の協力が不可欠です。首都東京の責任者として、テロ対策の取組を行っている事業者の皆様の努力に感謝するとともに、これからも都民の生命・身体・財産を守るために、全力を挙げてテロへの備えを行っていきます」と挨拶しました。
挨拶の後、テロ対策について優れた取組を行った事業者に贈られる「テロ対策東京パートナーシップ事業者表彰」が行われました。知事は、地下鉄駅構内に設置しているカメラの映像を、非常事態発生時に警視庁本部へ転送する「非常時映像伝送システム」を率先して導入した東京地下鉄株式会社へ、感謝状を贈呈しました。また、警視総監からも、1団体3事業者に感謝状が贈呈されました。
