平成28年5月27日更新
第69回九都県市首脳会議
平成28（2016）年5月25日（水曜）、福島県で開催された「第69回九都県市首脳会議」に出席しました。
九都県市首脳会議は、東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県の知事、横浜市・川崎市・千葉市・さいたま市・相模原市の市長により構成され、共有する膨大な地域活力を生かし、共同して広域的課題に積極的に取り組むことを目的とした会議です。今回は、着実な復興に向けて東日本大震災の記憶を風化させることがないよう、九都県市として、福島県復興の支援をより加速化させるため、初めて首都圏以外の福島県で開催されました。
会議の意見交換において、知事は、福島県への支援について、「都内にも多くの避難者がおり、相談の機会を設けています。また、風評被害の払拭にも協力したい。東京都の広報誌でも福島の応援をしています。今後も全都民で全力を挙げて支援していきたい」と話しました。さらに、先般、福島県等と締結したCO2フリー水素の活用に向けた連携・協力の協定に触れ、「水素社会を福島の力で成し遂げたい。CO2を使わずに水素を製造する技術は画期的です。是非、福島で製造したCO2フリーの水素で、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を行いたい」と述べました。
会議の最後には、福島の復興の光を大きな輝きに変え、美しく豊かで希望と笑顔に溢れた「新生ふくしま」を築いていくための福島県のチャレンジをより一層応援するため、「福島の復興・創生に向けた九都県市共同宣言」が行われました。
