平成28年6月1日更新
「東京都女性活躍推進白書」を語る東京シンポジウム
平成28（2016）年5月27日（金曜）、「『東京都女性活躍推進白書』を語る東京シンポジウム」に出席しました。
東京都では、平成28年2月に「東京都女性活躍推進白書」を公表しました。これは、大都市・東京ならではの現状をしっかりと捉え、東京の女性の抱える課題を分析し、取組の方向性をまとめた自治体初の白書です。
今回のシンポジウムは、「東京都女性活躍推進白書」の提言内容を踏まえて、働く場での女性の多様なチャレンジや柔軟な働き方の実現、地域活動における女性の活躍などを議論するために開催されました。
シンポジウムの冒頭、知事は、「東京が2020年大会後も持続的に成長していくために、一番重要なのは人材です。高い意欲と能力を持っていながらも、これまで発揮するチャンスが無かった女性の活躍推進を、都政の最重要課題の一つと捉えています。この白書が、東京の全ての女性が笑顔で輝くための羅針盤となるよう、今後、様々な施策を展開していきます。男性も女性も、生き生きと豊かに暮らせる東京の実現に向けて、努力していきたい」と挨拶しました。
次に、「『東京都女性推進白書』の提言の実現に向けて」をテーマとしたパネルディスカッションに参加しました。知事は、「都内の企業の99％は中小企業です。経済団体とも連携し、意識改革などを行い、中小企業の問題に取り組みたい。また、育児・介護などがあっても、自分の働き方で仕事ができるよう、在宅勤務や長時間労働の削減を進めていきます。さらに、今年度中に『女性活躍推進計画』を策定する予定ですが、すぐにできる取組は、リーディングプロジェクトとして、計画策定前に先行して取り組みたい」と述べました。
