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平成29年(2017年)5月19日更新
平成29(2017)年5月17日(水曜)、「女性視点の防災ブック」編集・検討委員会(第1回)が都庁で開催され、小池知事が出席しました。
本委員会は、女性の防災への参画を促すとともに、都民の一層のきめ細やかな災害への備えを推進することを目的として、女性の視点から防災ブックを作成するために設置されたものです。
冒頭、知事は、熊本地震、東日本大震災、阪神大震災の経験から、震災時は想定外の事態が同時に多発するとし、「被害を防ぐ方法だけでなく、事前に何を備えておかなければならないのか、特に女性の視点から探ることが本日の趣旨です」と挨拶しました。また、地域の絆、無電柱化やプライバシーに関する問題等、防災を多角的に捉えながら、「一人一人が自分に何ができるのかを考え、女性のみならず男性にも理解してもらえるような、分かりやすく中身の濃い話し合いにしたい」と述べました。
委員会では、各委員から「自助と共助の芽生えの支援」、「女性の視点でのこれからの防災対策」等のテーマでプレゼンテーションがされた後、「防災ブックに期待すること」、「乳幼児用液体ミルクの備蓄・活用」などについて意見交換が行われました。
乳幼児用液体ミルクの備蓄・活用について知事は、日本では製造・販売されていないが確実に需要があるとし、「食料品は年齢層や性別によってニーズが異なります。備蓄品の選択肢は限られるというこれまでの考えからの脱却を図りたい」と話しました。
最後に知事は、女性の視点に限らず、子供や高齢者の立場も考慮するなど、新しい切り口が必要であるとの考えを示し、「皆さまの知恵を凝縮して、中身の充実した防災ブックを目指していきたい」と締めくくりました。
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