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令和元年(2019年)9月27日更新

小池知事「知事の部屋」/記者会見(令和元年9月27日)

知事記者会見
2019年9月27日(金曜)
14時00分~14時31分

知事冒頭発言

1 台風第15号の災害に対する取組について

【知事】まず、台風第15号の災害に対しての取組についてお伝えいたします。東京都は今日から11月30日まで、台風第15号で被害をお受けになられました東京都の島しょ地域や千葉県の被災者を支援するために、口座振込みでの義援金受付を開始いたしました。第一本庁舎と第二本庁舎それぞれ1階の受付、第一本庁舎1階の全国観光PRコーナーに募金箱を設置いたしておりますので、是非皆様方の温かいご支援をお願いしたく存じます。
それから、今週火曜日でございますが、武田防災担当大臣に対しまして、直接、激甚災害の指定について直接緊急要望を行ってまいりました。また、都におきましては、大島について災害救助法、被災者生活再建支援法を適用している状態であります。更に独自の支援も行ってまいります。
具体的に申し上げますと、これは都民ファーストの会や公明党からの緊急要望を踏まえたものになりますけれども、今般の台風で島しょ地域を中心に、パイプハウス、ビニールハウス、それから冷蔵施設などが損壊いたしまして、農林水産業でも大きな被害が発生しております。そして、被災地域の市町村とも連携いたしまして、再建の経費に対する支援を行ってまいります。
それから、金融面におきましても、緊急の対策といたしまして農林水産事業者や中小企業者などに対して、復旧そして経営の安定に必要な資金を無利子で融資いたします。更に、屋根などが壊れたことによってもう暮らせないという居住の継続が困難になった都内在住の方に対しましては、都営住宅を一時的に提供するなど、所管局に対応を指示いたしております。
新島村など被害を受けましたその他の地域につきましても、被災地の要望をお聞きしながら適切に支援を行ってまいりたいと考えております。
詳細は、総務局、福祉保健局、産業労働局及び住宅政策本部にお聞きください。

(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)(PDF:145KB)

2 「豊洲市場開場1周年記念フェスタ」の開催について

【知事】次に、豊洲市場が開場いたしまして1周年を迎えるということで、「豊洲市場開場1周年記念フェスタ」についてのお知らせでございます。10月5日(土曜日)に豊洲市場6街区屋外スペースとアーバンドックららぽーと豊洲の2会場、10月6日(日曜日)にはアーバンドックららぽーと豊洲のみで記念フェスタを開催するお知らせであります。5日(土曜日)は、豊洲市場の会場において、さかなクンに「魚や海と環境の話をするトークショー」を担っていただきます。それから、市場のプロによります「魚・青果目利き教室」であったり、それから東京らしく木場の木遣など、地元の団体による公演を行ったり、豊洲市場の新鮮な魚、野菜、果物、これらを販売するマルシェ、そして親子でお魚料理教室など、市場に親しみを持っていただく、また、魚を食べるという魚食の普及や食育にもつながるような取組を行ってまいります。
私自身も豊洲市場で実施いたしますオープニングセレモニーに出席いたしまして、来場者の皆様にご挨拶、それとあわせて、お魚料理などのイベントに参加したいと思っております。
ららぽーと豊洲の会場では、実際に青果をせり落とす「親子せり体験」や、楽しみながら魚や青果について学んでもらう「さかなとやさい・くだものクイズ」、そして、市場のパネル展など、イベント盛りだくさんになっております。
両会場での開催となります5日ですけれども、会場を結ぶ無料巡回バスを運行いたしますので、両方の会場を楽しんでいただけるものと存じます。これからも、豊洲市場が地域や都民の皆様方に親しまれる市場となりますように、また、産地や生産者、それから取引参加者、消費者に支持されるように取り組んでまいりたいと考えております。多くの方々、ご来場をお待ちいたしております。
詳細は、中央卸売市場にお聞きください。

(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)(PDF:149KB)
(報道発表資料は、こちらをご覧ください。)

3 福祉の仕事の魅力を伝えるPR動画の作成について

【知事】続きまして、今度は福祉の仕事に関するPR動画のご紹介であります。今年1月から、国民的キャラクターとも言えますハローキティにTOKYO福祉のお仕事アンバサダーになっていただいております。私が任命させていただきました。キティちゃんに広報を展開していただいております。
この度、キティちゃんに更に協力してもらって、動画を作成しましたので、ご覧いただきたいと存じます。どうぞ。

(動画上映)

ということで、キティちゃん、PRに努めていただいているところで、今ご覧いただいたのが30秒のダイジェスト版になっておりますけれども、現場の方のインタビューも含めて、約2分30秒のバージョンも作っております。この動画は今日から順次Twitter広告であるとか、YouTube広告などで放映いたしまして、また今回新たに設けました福祉のお仕事をPRする特設サイト、それから「東京動画」、更には、福祉人材と福祉職場について情報発信するサイト「ふくむすび」、こちらでも配信をしてまいります。
福祉のお仕事のPRについては、これから学園祭でのブースを出したり、それから東急・東京メトロ半蔵門線渋谷駅構内での展示イベントなども実施してまいります。動画やイベントを通じて多くの方に福祉の仕事の魅力を伝えて、福祉の仕事について考えていただく機会としていきたいと考えております。
詳細は、福祉保健局にお聞きください。

(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)(PDF:352KB)
(報道発表資料は、こちらをご覧ください。)
(動画はこちらをご覧ください。(30秒バージョン2分30秒バージョン))

4 「チャレスポ!TOKYO」の開催について

【知事】次に障害のある人もない人もみんなでスポーツにチャレンジするパラスポーツの参加体験型のイベント、「チャレスポ!TOKYO」のお知らせでございます。
10月5日(土曜日)、こちらは東京国際フォーラムで開催いたします。今年は、新たに「チャレスポ!コロシアム」というパラリンピック競技の真剣勝負を間近で観戦していただけるコーナーを設けました。東京2020パラリンピックに向けまして、是非多くの方々にパラスポーツの迫力や応援する楽しさを味わっていただきたいと存じます。また、会場では例年通りどおりでありますが、このゴールボールや車いすラグビーなど、パラリンピックの全22競技ありますけれども、パラスポーツの体験や展示コーナーもご用意いたしております。
当日は、パラ応援大使から車いすバスケットボール元日本代表の根木慎志さん、そして、歌手でタレントの高橋みなみさんがゲストとして出演してくださいます。パラ応援大使のお二人ですね。会場の皆様と一緒にパラスポーツを体験していただくというだけでなく、トークショーなどでもイベントを盛り上げていただきます。
私もゲストの方と一緒にゴールボールとボッチャ、こちらも参加することといたしております。先日、メイドさんとボッチャ大会をやらせていただきまして、辛うじて勝たせていただきました。特にボッチャの広がりはありますね。色々な会社、様々な団体に行きまして、ロビーのところがボッチャコートになっているような組織や企業もあるということで、だんだん定着しつつあるのかなと思っております。
当日は、是非多くの方々に東京国際フォーラムに足運んでいただいて、パラスポーツに触れていただきたい、興味を持っていただきたい。そして、来年のパラリンピックの本番では、会場で直に観戦していただきたい、選手を応援していただきたい。もう沢山申し上げましたけれども、やはりパラリンピックの成功なくして東京大会の成功はない。このことを繰り返し申し上げたいと存じます。
詳細は、オリンピック・パラリンピック準備局にお聞きください。

(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)(PDF:376KB)
(報道発表資料は、こちらをご覧ください。)

5 「東京キッズプレス」について

【知事】小学生が東京2020大会の競技施設や関連イベントなどを取材して制作した動画を、「東京動画」で発信する「東京キッズプレス」事業を開始いたします。小学校4年生、5年生の40名を「東京キッズプレス」に任命いたしまして、東京オリンピック・パラリンピックに関連する施設や文化イベントなどを取材してもらいまして、「東京動画」を通じて発信するということでございます。
プロからのアドバイスを受けながら、是非皆様にもアドバイザーとしてご協力いただければと思いますが、取材や撮影そして編集を行って、子供たちの視点で見るオリンピック・パラリンピックの動画を制作してまいります。
子供たちが制作した動画を発信するということで、またそれを見るのも子供たち、同世代の子供たちはもちろんですけれども、それをまた保護者の方がご覧になったり、おじいちゃん、おばあちゃんの世代が見ていただいたりすることによって、そのお子さんが取材して作った動画を幅広い都民の皆様に見ていただくことで、東京2020大会の盛り上がりを広く伝えていきたいと思います。そして、多くの子供さんたちが大会をより身近に感じて、彼ら、彼女らの記憶に残って受け継がれるものとしていきたいと考えております。
この「東京キッズプレス」への参加募集については、専用ウェブサイトで応募フォームを作ってあります。そちらから、または郵送で11月15日(金曜日)まで受け付けてまいります。多くの小学生の皆様のご応募をお持ちいたしております。どうぞ小学生のお子様がいらしたら、是非応募していただければと思います。
詳細は、生活文化局にお聞きください。

(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)(PDF:154KB)
(報道発表資料は、こちらをご覧ください。)

質疑応答

【記者】幹事社、毎日新聞の竹内です。2点お伺いします。
1つ目がですね、厚生労働省が昨日、過剰とされる病院のベッド数の削減などを目指して、再編の検討を求める公立・公的病院のリストを公表しました。都内でも、都立病院とかですね、多摩島しょ部の病院など、10の病院がリストに入りました。特定分野の診療実績などから、機械的に対象病院を決めて、地元事情を考慮してないというような指摘もありますが、知事のご見解をちょっとお聞かせ願えればと思います。

【知事】今、ご質問にもありましたけれど、機械的に判断するのは難しい部分もあろうかと思います。2025年の病院の役割や、病床数の見直しを求められた病院ですが、今回、都内で10の病院が上がっております。ただ、詳細な情報はまだ知らされていないというような状況なので、更に情報を得て、詳細な分析を進めるよう、担当局に指示したところでございます。
東京の事情、それから日本の他の地域の事情、それぞれ対象の人数であったり、年齢層であったり、課題であったり、一律におしなべて語ることはできないとは思いますが、まずは詳細な分析を進めるように指示させていただいたところであります。

【記者】ありがとうございます。2点目ですが、小泉環境大臣がですね、22日に国連本部での演説でですね、東京都が2050年までにCO2の排出量を実質ゼロとする目標を掲げたことなんかを挙げながらですね、脱炭素化を一緒に達成したいと各国に協力を呼びかけました。
また、演説に先だつ記者会見で、気候変動対策にですね、「セクシーで楽しく取り組む」と述べたことで、一方で波紋を広げています。環境大臣の経験者でもある小池知事の受けとめをちょっとお聞かせ願えればと思います。

【知事】環境問題のみならず、私はかねてより心技体だということを申し上げてまいりました。意識と、それから技術と、体は制度、ボディーでありますけれども、これらの3つを合わせる中においては、国民の皆様、また世界の皆様を引き込むような発信が必要かと思います。
1つ1つの言葉がどうだとか申し上げる必要はありませんけれども、やはり日本の環境大臣として、しっかりと発信していただければと思います。
加えて、東京都の行っております気候変動対策ということについて触れていただいたのはありがたいと思っています。

【記者】TBSの松井です。2点伺わせてください。今日、日本橋で、コレド室町テラスがオープンしました。昨日は東京タワーがリニューアルオープンしまして、東京の昔からの名所が変化を続けておりますけれども、知事の所感を伺わせてください。
あともう1点、東京タワーの今後の役割で期待することということについてお願いできたらと思います。

【知事】今、東京は2020大会ということもきっかけに、様々な分野でリノベーションも行われています。古きよきこの雰囲気を残しながら、そこに新しいものをつけ加えていくということで、よく私自身、またポスターで「Old Meets New」と書いてありますように、古き部分と新しい部分と兼ね合わせた、そういう東京をこれからも世界に発信していきたいと思います。
日本橋も、無電柱で素敵な場所になっているかと思います。また訪れてみたいと思います。
それから、東京タワー。ちなみに、この上の45階の展望室は、年間約200万人が訪れる1つの観光名所になっておりますが、東京タワーは最近の数字では約220万人ということでありまして、スカイツリーという新しいタワーができましたけれども、東京タワーというのも依然として1つの大きな観光名所になっている。それがまた色々な工夫をされるというのは楽しみなことだと思っております。
最初にテレビ東京に入ったというか、仕事した時は、東京タワーのすぐ横のところがスタジオだったので、懐かしい場所であります。

【記者】時事通信の真島です。現在行われている区市町村との意見交換に関して、2点お伺いします。まだ始まったばかりですけど、知事としての手応え、そしてあと、首長と1対1で向かい合う意義に関して、どのように受けとめてくださっているかお願いいたします。

【知事】市区町村長との意見交換は、今日は大島、府中、お二方お越しいただいて、これでまず14の市区町村長の方々からのヒアリングを行わせていただきました。目の前の話だけではなくて、こうありたいというビジョンも語っていただくなど、1つ1つそれぞれ抱えておられる事情も違いますので、そうやって直接お伺いできるというのは大変有意義だと思っております。
また、特に長期ビジョンを描く際、直接その地域の市民、区民、町民、村民を代表するその長の方からお話を伺うということは、すなわちその地域のニーズを直接私自身、また都庁の職員が伺うというのは有効なことであり、またそれらについては、長期ビジョン策定に向けて取り入れていきたいと思っております。
やはり長期戦略でございますので、多くの部分を担っていただいている自治体の皆様のお声を反映するのは当然じゃないかと思っております。また、これからも様々なピンポイントの問題点をご指摘される方もあれば、また非常に大きな観点からのご指摘もありますし、私自身こうやって1つ1つ個別にお会いするのはあるようでない。イベントで伺うときは、また少しシチュエーションが違いますので、それをじっくりお話を伺うときもあればそうでないときもありますので、こうやって全員の方々にお声かけさせていただいているのは貴重な機会であり、活かしていきたいと考えております。

【記者】読売新聞の野崎です。昨日、知事、自民党本部訪れられて、二階幹事長、鈴木総務会長と会談されてますけれども、自民党の役員人事の関係なんですが、先日、都連所属の下村氏が選挙対策委員長に就かれてまして、都連は今の都政に批判的な立場なんですが、来年の都知事選に向けて独自候補の擁立を検討しています、都連が、その人事、今回の自民党人事や独自候補の擁立の動きについて、すいません、改めてお聞かせ願えますか。

【知事】後の質問は都連の皆様がお考えになることで、私がコメントすべきものではないというのが1点、それから今回、また再任されたお二方と、総務会長の鈴木俊一さんということで、今回の長期戦略のことについて、また喫緊の課題とすれば台風のことについてのご報告とお願いなどをさせていただいています。また、年末になりますと、様々な税制の問題も、去年とは様相は違いますけれども出てまいりますので、それらについて今からお伝えして、国と一緒になって対応していくべき課題もございますので、それを伝えに、またお願いに行ったということであります。
「国の施策および予算に対する提案要求」はとても分厚いものでお配りしておりますけれども、ポイントについてお話させていただきました。特に、無電柱化を進めていくにおいて、国の役割も大きいかと思いますので、鈴木俊一さんは私、議連を作ったときも参加してくださったり、もうずっと無電柱のことをやっておりますので、それについては皆様も理解を深めていただいて、そして理解を深めるだけでなく、今こそやるべきだということを申し上げてきたところであります。

【記者】日本経済新聞の櫻井です。中央防波堤の帰属の訴訟の件なんですけれども、先日、多羅尾副知事を派遣なさったと聞いているんですけれども、その意図とか、それから今後の情勢、どんなこと、お考えがあったら教えてください。

【知事】はい。この課題は本当に長い間の課題でございまして、何十年もそれぞれが思いがあって取り組んでこられた大きな課題であります。元々2020年大会までに解決すると両区がお約束されていることもあります。そこで都といたしましては、今回の判決については受け入れてほしいものだということを両区に対して働きかけを行っているところであります。今回、江東区長、昨日記者会見も区議会の議長と一緒にされておられますけれども、皆様が控訴しないと決断されたことについては、敬意を表したいと存じます。
また、中央防波堤埋立地のある地域でございますが、東京都にとりましても、とても重要な地域であるということからも、これでまた裁判が長引くことになりますと、この問題に都民や区民のお金やエネルギーが割かれるということになろうかと思います。よって、大田区には、是非今回の判決を受け入れてほしいと考えております。

【記者】TOKYO MXの奥野です。2点ありまして、1点目が一部報道にあったんですけれども、オリンピックのチケットの抽選販売をめぐってですね、不正IDが使われていたということで、7,000枚近くのチケットをそれによって買われていたというような点、指摘されています。この点の受けとめと、あと組織委員会に何か対応を求めるお考えがありましたら、それもあわせてお願いいたします。

【知事】虚偽の個人情報を使ったと見られるとの報道があったと承知しております。現時点での確認ですが、組織委員会からも調査中という話でございますので、これは調査を待ちたいと思います。
一方で、都民、国民のチケットに対する関心は非常に高いものがあります。当たった、当たらなかった、色々な話が日常会話で出てくるほど大変関心が高い中で不正入手したということについては、断固として対処すべきだと思います。組織委員会には、警察とよく連携していただいて、厳正な対処をしていただくように望んでおります。

【記者】あとすいません、もう1点。冒頭にもありました台風被害の対応についてなんですけれども、今日も意見交換に大島町長いらしてましたが、その際にも補正予算で対応されていくという話だったかと思います。島で取材してみますと、今が台風シーズンということで、まだこれからも、先の補正予算組む4定までの12月までの間もすごく不安だという声も上がっているんですけれども、この切れ目ない支援という点で、今、冒頭には農林水産業への支援の話あったかと思いますが、住宅被害についてのその切れ目ない支援という点でのお考えもあったらお願いいたします。

【知事】まず経済の分野ですね。農業、水産業、やはり日々の営みのベースになるということから、不安を少しでも早く緩和するという意味で、今日具体的な方法について、報告させていただいたところであります。住宅につきましては、先ほど都営住宅を一時的にも利用できるようにすることなどについてもお伝えさせていただきました。それから、特に今回屋根を飛ばされたとか、屋根が壊れたなどで、ブルーシートのニーズも大変高かったわけでありますけれども、被害の状況を総合的に精査しまして、既存の制度もございますので、これも含めて様々な方策を検討して必要な支援をしていきたいと思います。
それから、都におきましても一部損壊住宅に対する国の支援がなされるように、国に対しての働きかけも行っているところでございます。今、被害状況等々について様々精査しつつあるわけでございまして、これらについてまとめた上で補正予算対応ということも考えているということでございます。

【記者】東京新聞の岡本です。あいちトリエンナーレで表現の不自由展が中止になった問題などをめぐって、文化庁が先日採択を決めていた補助金を全額不交付にすると発表しました。その理由は、手続き面に不適当な部分があったということだったと思うんですが、一方で、事後的に取り消すことが、芸術分野の萎縮につながるという指摘もあります。この不交付にしたことについての判断への知事のお受けとめをお聞かせください。

【知事】この問題については、一旦受け付けた文科省が見直すというお話なのだろうと思いますが、どこの部分がどういうことだったのかは、詳細については知り得ておりません。それらのことについて手続き的な問題なのか、中身の問題なのかは、両者でしっかりと話していただきたいと思っております。

(テキスト版文責 政策企画局政策調整部政策調整課)

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