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令和5年(2023年)5月26日更新

小池知事「知事の部屋」/記者会見(令和5年5月26日)

知事記者会見
2023年5月26日(金曜)
14時00分~14時35分

 

【字幕版】はYouTube東京都チャンネル(外部サイトへリンク)からご覧いただけます。

知事冒頭発言

1 HIV/エイズ・梅毒の感染拡大防止のための集中的な取組について

【知事】今日はこちらから6件、お伝えをする項目がございます。ずっとコロナがいつも冒頭に来ていたのですが、今日はHIV、エイズのこと、そしてまた、梅毒の感染拡大防止について、集中的な取組を行いますので、それについて申し上げたいと思います。HIV、エイズのこと、そしてまた早期の検査の重要性を改めて広く知っていただこうというものです。都におきましては、来月、「東京都HIV検査・相談月間」といたしております。この月間に合わせまして、HIVに加えて、感染者が増加しているのが梅毒なのですね。その取組を強化し、集中的に実施をするというものです。具体的には、今ご覧いただいておりますように(スライド)、HIV・梅毒の匿名で、かつ無料検査、その体制を拡充いたします。そして都内の医療従事者の方々に向けて、性感染症に関する研修会などを実施いたします。HIV・梅毒の匿名無料検査でございますが、年間を通じて、都の新宿東口検査・相談室、こちらの方で毎日、またそれぞれの保健所におきましては、月1回から2回程度、実施をしております。これに加えまして、この月間中は今ご覧いただいておりますように(スライド)、10か所の保健所で検査の実施日を追加して対応をいたします。また、「東京都性感染症ナビ」、こちらにはこれらの性感染症の詳しい情報、また、受診できる医療機関などの情報掲載されておりますので、ご心配の方はぜひ早めに検査相談をしていただきたいと思います。福祉保健局の担当となっております。

(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)(PDF:251KB)
(「6月は東京都HIV検査・相談月間です」は、こちらをご覧ください。)

2 東京都地域防災計画震災編の修正について

【知事】次が、防災関係ですが、東京都地域防災計画震災編、こちらの修正についてお知らせいたします。昨年公表しました新たな被害想定などを踏まえまして、地域防災計画を修正いたしました。この計画では、まず「家庭や地域における防災・減災対策の推進」、そして「都民の生命と我が国の首都機能を守る応急体制の強化」、3番目が「すべての被災者の安全で質の高い生活環境と早期の日常生活の回復」と、今、3つ申し上げましたけれども、この3つの視点に加えて、ハード対策、そして防災DXなど、分野横断的な視点も盛り込んでおります。2030年度までの減災目標ですが、首都直下地震などによる人的・物的被害、概ね半減させることといたしました。そのためにまず、想定される震災リスクへ対応をするため、出火防止対策の強化や住宅の耐震化促進、全ての避難所における通信環境の確保などの取組を進めます。次に、関東大震災から100年の節目を契機といたしまして、地域防災力を向上させるために、自助・共助の取組をこれまで以上に更に促進をする。具体的に申し上げますと、もうおなじみになっているかと思いますけれども、防災ブックなど各種の普及啓発ツール、これらをグレードアップしていくこと、それに加えて、テレワーカーや外国人など、新たな共助の担い手が活躍できる仕組みを構築していくということです。それから、マンションの実態に即した戦略的な防災対策を推進いたします。多くの都民の皆さんが居住するマンションの防災力を強化するということは、もう本当に待ったなしの課題であります。ちなみに、東京都内1,400万人の人口ですけれども、マンションとかアパートなど、いわゆる共同住宅に住んでいる人口がどれぐらいかというと、これが900万人なのですね。どこかの国の、一国の人口に匹敵するぐらいですし、また共同住宅の特徴など、分譲とか賃貸で違いますでしょうけれども、色々、古いというか、元々の地元のコミュニティと、新しく建ったマンションなどの交流をどうするかというのは、これはもう、古くて新しい課題ですけれども、そういったことが含まれるということであります。助け合い精神の醸成や、災害時でも生活が継続しやすいマンションの普及、それから地域コミュニティとのつながり強化など、先ほど問題のポイントを申し上げましたけれども、様々な取組を連携させてまいります。都民の生命、財産を守るために東京の総力を挙げて、この防災対策を進めてまいります。担当は総務局です。

(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)(PDF:940KB)
(「地域防災計画 震災編(令和5年修正)を決定」は、こちらをご覧ください。)

3 東京都エネルギー問題アドバイザリーボードについて

【知事】次がエネルギーです。東京都におけるエネルギー問題について議論する有識者会議を設置いたします。今年の夏も、昨年に引き続き、厳しい電力需給が見込まれております。また、世界でも、熾烈な競争下にあるエネルギーの安定確保に向けましては、自給率の低さなどのかねてからの構造的な課題が明らかになっているところです。こうした状況につきましては、当面の対応と、中長期的な取組の両面から取り組むということで、「東京都エネルギー問題アドバイザリーボード」、この名称の組織を設置いたしまして、その場で議論をするということといたしました。第1回目は今月の29日(月曜日)、来週明けに開催をいたします。会議の参加者ですけれども、こちらのスライドにある学識経験者や実務家など、様々な分野でご活躍されている方々に参加をしていただくことといたしております。また、有識者のご意見もいただきながら、都として戦略的な取組を展開をしてまいります。産業労働局が担当しております。

(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)(PDF:507KB)
(「東京都エネルギー問題アドバイザリーボード」は、こちらをご覧ください。)

4 ZEVの普及に向けたキャンペーンについて

【知事】次にZEVについてであります。ゼロエミッションビークルですね、ZEVの普及に向けたキャンペーンを開始するというお知らせです。ゼロエミッション東京、かねて申し上げておりますが、ゼロエミッション東京の実現に不可欠な、走る時にCO2を出さないZEVの普及に弾みをつけるということで、「TOKYO ZEV ACTION」を展開いたします。このキャンペーンですけれども、サブタイトルに「新時代のアクセルをふもう」となっておりますけども、これをキャッチフレーズとして、様々なPRを進めていくというものです。今年度は3回、イベントを予定いたしております。1回目のイベントが7月2日(日曜日)、丸の内の行幸通りで、「E-Tokyoキックオフ」、東京駅と皇居の間の通りですね、あそこで「E-Tokyoキックオフ」、これを開催するのが1点。その日は、フォーミュラEのレーシングカーや最新のEV車などを展示いたします。さらに、水素を電気に変えて走るラジコンカーを体験できる催しなど、これもご家族で楽しめるかと思いますので、ぜひいらしていただきたいと思います。そして、これからの新しい時代を担うZEVの魅力を多くの方々に知ってもらえるように、ご家族連れや幅広い方々が楽しめる工夫もいたしております。ということで、ぜひ会場に足を運んでほしいということでございます。
(詳細は、産業労働局へお聞きください。)

(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)
(「ゼロエミッション・ビークル普及キャンペーン 」は、こちらをご覧ください。)

5 GRAND CYCLE TOKYOについて

【知事】次が、今度は二輪です。自転車に関するプロジェクトで、「GRAND CYCLE TOKYO」について3点お知らせです。1つ目が、11月にベイエリアで開催する自転車イベント、昨年は、雨が土砂降りの中で1回目行いましたけれども、もう皆さん参加された方々は、あの中でも「本当によかった」と言ってくださる方が圧倒的に多いのですね。ということで、レインボーブリッジを封鎖して行ったイベントが第1回目、「レインボーライド」でありました。このレインボーブリッジに加えまして、今年は、今度はまたこちらも素敵なブリッジですけれども、東京ゲートブリッジがあります。これをコースに追加をいたします。東京のランドマークの、この二大ブリッジを走るという、もうとてもスペシャルなコースになります。それから、ファミリー向けもありますし、ご自身の目的や体力など、それぞれ選んでいただけるように3つのコースを用意いたします。先週、会見でもお伝えしましたように、座席が前後にあって2人乗りができる、いわゆるタンデム自転車ですけれども、こちらでの参加も可能でございます。参加者数もドンと増やしまして、昨年は1回目で2,000人でした。これを約5,000人というふうに大幅に増やします。7月頃からの募集になりますので、ぜひご参加いただきたい。もちろん、参加されるときはヘルメット着用でお願いをいたします。これが1点目です。2つ目が、アスリートによる本格的な自転車ロードレースでございます。こちらは、先ほどのは11月ですね、今度は12月、多摩地域で開催をするこのレースの名称「THE ROAD RACE TOKYO」といたしまして、ロゴデザインもご覧いただいているように(スライド)、決定をいたしました。「TAMA2023」というのが下に付いています。多摩地域で行います。これからこのレースについて、認知度を向上させたり、ぜひブランド化していきたいと思いますので、国内外へしっかり発信をしていきたいと思います。当日は、トップアスリートの迫力や駆け抜け感、疾走感のある走りを間近でご覧いただきたいと思います。また、レース前日には、味の素スタジアムを使いまして、都民参加型のレースも実施する予定といたしております。募集の詳細については改めてのお知らせといたします。それから最後、3つ目ですが、今回のプロジェクト「GRAND CYCLE TOKYO」、これを一緒に盛り上げていただくアンバサダーについてのお知らせです。スポーツタレントとして自転車イベントを含め、もう何でも来いで活躍されておられる武井壮さん、それから、よく始球式などでなかなかいいボール投げますよね、この彼女、稲村亜美さん。この2人にアンバサダーに就任していただきます。先ほどご紹介いたしましたレース、そして関連イベントなどにご出演いただいたり、また、SNSなどで発信してもらうということで、自転車の魅力を幅広く伝えていただくことを期待いたしております。生文ス(生活文化スポーツ局)が担当しております。

(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)(PDF:1,216KB)
(「GRAND CYCLE TOKYO 臨海部新コース等 」は、こちらをご覧ください。)

6 「山の日」全国大会への立候補について

【知事】そして、これで最後ですかね。「山の日」全国大会への立候補についてのお知らせです。来年の令和6年8月11日、この祝日に開催される「山の日」全国大会の開催都市に東京都が立候補をいたします、というお知らせです。この大会ですけれども、読んで字の如しですけれども、「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」という「山の日」、「海の日」があれば「山の日」があるということで、その制定の趣旨を広く知ってもらうということが目的です。都は、今年4月に、生物多様性地域戦略を改定いたしております。将来にわたって生物多様性の恵みを受け続けることのできる豊かな都市を目指しております。この大会で、戦略の趣旨、また、都の取組を広く発信をする契機といたしてまいります。大会の内容ですが、記念式典、そしてまた、東京の山の魅力を感じられるイベントなどを検討しております。また、自然公園などの開設や展示をするための施設で、ビジターセンターがございますけれども、区市町村と連携した関連イベントなどを開催しまして、幅広い企画を盛り込んでまいります。こうやって東京都が手を挙げましたので、立候補を受けて、来月には全国山の日協議会で開催都市を決定する予定というふうに聞いております。環境局の担当となっております。以上、私から今日は6点お伝えを申し上げました。

(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)(PDF:145KB)
(「「山の日」全国大会へ立候補 」は、こちらをご覧ください。)

質疑応答

【記者】(NHK・中村記者)ありがとうございます。では幹事社のNHKから、まず質問いたします。今日ですね、都議会議員大田区選挙区の補欠選挙が告示されました。知事が特別顧問を務めておられます都民ファーストの会からも、立候補者が出ております。都民ファーストの会にとってですね、今回の補欠選挙、どのような位置付けになるのか教えてください。また、知事の応援の日程などありましたらお聞かせください。

【知事】なんで補欠選挙が生じているかというと、2人立候補して2人抜けちゃったから補欠にならざるを得ないという状況にあります。そういう中で、都民ファーストの会が公認をした奥本有里さんという、「ゆりゆり」みたいな感じですけれども、ずっと大田区で東京大改革と、同じようにこれまで区議など活動されてきたということで、都民ファーストの会の方で行っているということです。党から応援を、ということを言われております。ブレない人材ですので、奥本有里さんの応援、明日にも伺う予定で、今、調整をしております。都議会に必要な人材だというふうに思っております。

【記者】ありがとうございます。では各社さん質問をお願いします。知事の指名を受けてご質問ください。

【記者】TOKYO MXの白井と申します。都議会について、また伺いたいんですけれども、現在の公明党の示している方針で、都議会の自民党と公明党の協力を解消するという話がありますが、行政の長として、今回のこの動きをどう見ていらっしゃるのか教えてください。

【知事】報道を見ている限りでございますけれども、候補者調整ということに絡んでのことかと思います。自民党さんと公明党さんで、都議会の議決の際に、例えば太陽光発電など、違う採決の対応姿勢を示されたりしておりますので、その度の判断をされるのだろうとは思いますけれども、都民にとって何がプラスなのかを判断される、これからも二定が始まりますけれども、補正(予算)などは基本的に、今の様々な課題で、国からのコロナ対策も引き続き行っているところもありますし、必要なことを補正予算案として、ご審議いただきますので、そういったところでは、都議会議員である点では、必要な対応をされるという姿勢は変わらないのではないかというふうに思っております。

【記者】日経新聞の池田と申します。先日、ペロブスカイト太陽電池の治験を都有施設で始められました。マンションやビルなんかは特に都心部では多くて非常に活用しやすい利点があると思うんですけれども、知事としてペロブスカイト電池についてですね、どのような期待をされているのか教えてください。

【知事】今回、都の下水道局の広大な敷地を活用して、ペロブスカイト(太陽電池)の畳1畳分ぐらいのを3つ、ボンボンボンと、それからちょっと小さめのと、さらに小さいのと、合計9種類というか、9ユニット(正しくは、9枚)を今回展開しているということです。このペロブスカイト(太陽電池)は、いかに大規模にした時に発電効率がいいのか、安定はどうなのかなどなど、今回、私どもの下水道局の敷地を活用していただくことによって、開発がより進むということを期待しております。利点とすれば、2点あって、1つが軽いということと、曲がるということ。薄いということも軽いと同じところに入るかもしれませんが、いくつかの利点があって、実際に曲げて使えるというのは大きなポイントだと思います。それからヨウ素は、世界の大体3割方、日本の原料で賄えるというか、日本が占めているということで、そのマテリアルの確保、原料の確保という点でも優れているという点があります。かつての70年代の石油ショックの際に、日本の省エネ技術は大変飛躍的に進みました。世界の様々なシェアでも、より牽引をしていく、また広く確保していくという、まさにピンチをチャンスに変えるという日本の得意な分野で、得意な効果を出したというふうに思います。一方で、今回どうかというと、やはり世界的なエネルギー、また、気候危機、この課題をどう解決していくのかというのは、待ったなしであり、また、ここが国際的な競争の根源になっているわけです。そういう意味で、日本発のこのペロブスカイト(太陽電池)の技術がしっかりと実証され、そしてまた、活用できるようにする。また一方で、日本はずっと実証実験やっているのが多いので、その間に、実装されて、あっという間に持ってかれるというのは、もう何度も見てきていますので、そういう意味でも早く確立した技術を実装していく、そのお手伝いができればというふうに思っております。

【記者】(TBS・佐藤記者)TBSテレビです。よろしくお願いします。先ほどのMXさんの質問に関連してなんですけれども、国政での自民と公明の関係で、公明党が東京での自民党との選挙協力を解消するとしていることについて知事はどのように受け止めましたでしょうか。また、今後の選挙での、その都民ファーストの動きや知事自身の今後の政治活動への影響はあるのでしょうか。

【知事】国政選挙での選挙協力については、両党で判断される事項だと思いますので、コメントする立場にはございません。また、これからについてですけれども、ファーストの会の方はかねてから、様々、検討も重ねて会派として議論を決定すべき課題というふうに考えていると承知しております。

【記者】お世話になります。テレビ朝日の伊與田と申します。よろしくお願いします。健康な女性の卵子凍結にかかる費用を都が助成するという事業についてお聞きしたいです。今年度から調査という目的も含めて開始されますけれども、現在の進捗状況ですとか、改めてこの事業にかける思いを教えてください。

【知事】これ、卵子凍結ですけれども、これはかねてから女性の間では非常に真剣に考えられたり、検討されたりしている項目であります。それでかつ正しい知識が必要でありますので、そういう中で子供を産みたい、育てたいと望んでいる方々に対して、様々な事情で、今すぐというわけではないという、ちょっとタイムラグのある方々など、卵子凍結というのは、将来の妊娠に備える選択肢になるということはかねてから認識されております。都は今後の本格的な支援に向けまして、今年度は医療機関と連携した調査を実施しておりまして、この調査に協力いただいた方に、ご質問の卵子凍結に関して、かかる費用を助成するというのが都の方針であります。また、学会などとも意見交換もしながら、子供を望む方が安心してこの卵子凍結を行えるような取組を進めていきたいと考えております。

【記者】すいません、毎日新聞の一宮と言います。5月にこちらに赴任してきて、すいません、こんなとこで初めましてです。滝山病院の件でご質問です。滝山病院の件で、虐待が去年の5月頃に疑いっていう情報提供があって、その後東京都として調査に入ったけど見つけられなかったと。その後NHKさんのテレビ報道などがあって、虐待を確認したという流れになったかと思うんですけど、この立ち入り調査、都の調査っていうのがなかなかこう、形骸化しているという声を、その取材の中でよく聞きます。知事として、この立ち入り調査のあり方、どういったところに問題があるのかとか、今後、東京都として、全国の自治体に先駆けて、運用だったり、実施方法をどういうふうに見直そうとか、もしお考えがあれば教えてください。

【知事】当該の病院については、これまでいくつか報道もあったように、課題が山積していたところでございます。何回かやりとりもし、不意の査察と言いましょうか、に入るような形をとったりして改善を求めてきたところでございます。逆に内部告発みたいな形で、むしろメディアの方のほうがよく査察のあれ(調査)をしておられるということもあの耳にしたこともございますけれども、いずれにせよ、安心して、この患者さんにお入りいただける環境づくりということについては、これからも必要な指摘や改善策を求めていくことになろうかと思います。これまで何回かやりとりはして、またその改善策について出されているものというふうに承知しております。しっかりと実施していただきたいと思います。

【記者】アディックス浜田と申します。よろしくお願いします。私ども、バイシクルクラブというメディア、自転車メディアに関してなので、2つの自転車のサイクルイベントに関して質問させてください。両方とも国内への発信力はアンバサダーを決めるなどであると思うんですが、より海外、世界への発信力を考えるとすると、例えば、レースに海外のレースチームを招集するなどはあり得るのでしょうか。

【知事】ありがとうございます。自転車の世界というのは、ある意味世界共通のスポーツとして、国境を越えて注目されているものと承知いたしております。今回、国内でアンバサダーの方々、発信をしていただけることになるわけでございますけれども、できれば英語などの言語を使って海外へも発信をしていく、それによって東京の魅力を、レインボーブリッジやゲートウェイ(正しくは、東京ゲートブリッジ)など、今回せっかく使うわけですから、発信をするというのは、観光面でも大きな意味があるかと思います。いずれの都のイベントについても、東京マラソンを始め、もう既に海外でも定着をしている大会イベントになっておるように、ぜひこの自転車レースも、特に多摩のレースは、オリンピックやパラリンピックなどで使ったレガシーも含んでおりますので、そういう意味で世界への発信も心がけていきたいと思っております。どういう人を呼べばいいのかはまた、どうぞご提案をいただければというふうに思います。ありがとうございました。

【記者】ありがとうございます。

※テキスト版については、読みやすさを考慮し、重複した言葉づかい、明らかな言い直しなどの整理や補足説明をしています。

(テキスト版文責 政策企画局戦略広報部企画調整課)

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