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報道発表資料  2020年10月13日  生活文化局

令和2年度第2回インターネット都政モニターアンケート
「野生鳥獣保護管理事業について」調査結果

今回の調査は、野生鳥獣に係る各種保護管理計画の改定作業において、参考とするために実施したものです。

アンケート期間:令和2年7月15日~7月21日 回答率:99.0%(495名/500名)

主な調査結果

(詳細は、別紙「調査結果」をご覧ください。)

傷病鳥獣の保護(P6)

傷病鳥獣の保護に関する取組について聞いたところ、「都民に被害をもたらす鳥獣等を除き、傷病鳥獣を保護するのがよい」(64.4%)が6割半ばで最も高く、以下、「タカなど絶滅が危惧される種などに限定して、傷病鳥獣を保護するのがよい」(26.5%)、「傷病鳥獣は保護する必要はない」(5.5%)の順であった。

野生鳥獣による被害に関する認知度(P7)

野生鳥獣による被害に関する認知度について聞いたところ、「ごみの散乱、ふん尿による衛生環境の悪化」(93.1%)と「農作物の食害」(92.3%)とが約9割で高く、以下、「人への危害」(65.3%)、「鳴き声による騒音」(62.2%)などと続いている。

カラスの被害等に関する認識(P8)

カラスの被害等に関する認識について聞いたところ、「カラスの数が減り、被害も減ったと感じる」(41.0%)が約4割で最も高く、以下、「カラスの数が増え、被害も増えたと感じる」(22.2%)、「カラスの数は減ったが、被害は変わらない、又は増えたと感じる」(16.8%)などと続いている。

アライグマ・ハクビシン対策への協力(P13)

アライグマ・ハクビシン対策への協力について聞いたところ、「目撃情報の通報」(89.3%)が9割近くで最も高く、以下、「生ごみや庭木の果実、ペットの餌など誘引物となる食物の適正な処理」(57.8%)、「家屋への侵入口となる穴や壁の補修」(40.0%)などと続いている。

シカの被害に関する認知度(P14)

シカの被害に関する認知度について聞いたところ、「畑の農作物への食害など農業への被害」(68.3%)が7割近くで最も高く、以下、「植林地の苗木への食害や植林木の皮剥ぎなど林業への被害」(63.8%)、「食害や皮剥ぎによる植生の変化や消失に伴う生態系への被害」(43.6%)などと続いている。

東京のクマの生息等に関する認知度(P17)

東京のクマの生息等に関する認知度について聞いたところ、「テレビや新聞などの報道で知っていた」(44.2%)が4割半ばで高く、以下、「登山などの際に現地の看板や貼紙、ビジターセンターの情報等を見て知っていた」(13.7%)、「自治体の広報誌やホームページで知っていた」(7.1%)などと続いている。
なお、「知らなかった」(48.7%)は、5割近くであった。

※インターネット都政モニターは、インターネットが使える18歳以上の都内在住者を対象に公募し、性別、年代、地域等を考慮して500人を選任。

問い合わせ先
生活文化局広報広聴部都民の声課
電話 03-5388-3159

〔資料〕

調査実施の概要

1 アンケートテーマ

「野生鳥獣保護管理事業について」

2 アンケート目的

野生鳥獣の保護管理に関する都民の認識を把握し、各種保護管理計画の改定作業の参考とする。

3 アンケート期間

令和2年7月15日(水曜日)から7月21日(火曜日)まで

4 アンケート方法

インターネットを通じて、モニターがアンケート専用ホームページから回答を入力する。

5 インターネット都政モニター数

500人

6 回答者数

495人

7 回答率

99.0%

野生鳥獣保護管理事業について

東京は、都市機能が高度に集積した世界有数の大都市ですが、その中にも数多くの野生の鳥類及び哺乳類(以下「鳥獣」といいます。)が生息しています。これらの鳥獣は、山地や丘陵地などの森林だけでなく、市街地の公園や街路樹、住宅の庭や川辺など、私たちの身近なところにも住んでいます。
都は、自然のものはなるべく自然のあるがままとし、人間の過剰な介入はなるべく行わないことを野生鳥獣との関わり方の基本としています。そして例外的に、けがをした野生鳥獣の保護治療を行うとともに、野生鳥獣が自然の生態系や人間社会に被害や影響をもたらす場合に限り、捕獲などによる生息数や生息範囲の管理などを実施しています。
また、近年は、山に住んでいた鳥獣が人の住む場所へ出没するようになったり、ペットが野生化して繁殖するなどにより、様々な場面で深刻な被害や影響が発生しています。
これらを踏まえ、今後の事業実施の参考とするため、野生鳥獣保護管理事業について、都政モニターの皆さまのご意見をお伺いします。

1 調査項目

Q1 野生鳥獣の認知度
Q2 野鳥のヒナの保護
Q3 野生鳥獣への餌やり
Q4 傷病鳥獣の保護
Q5 野生鳥獣による被害に関する認知度
Q6 カラスの被害等に関する認識
Q7 今後のカラス対策
Q8 アライグマ・ハクビシンの目撃
Q9 アライグマ・ハクビシンの被害に関する認知度
Q10 アライグマ・ハクビシン対策の認知度
Q11 アライグマ・ハクビシン対策への協力
Q12 シカの被害に関する認知度
Q13 シカの増加や被害拡大について
Q14 シカの被害軽減に関する取組の認知度
Q15 東京のクマの生息等に関する認知度
Q16 クマとのすみ分けについて
Q17 野生鳥獣の保護管理事業について(自由意見)

2 アンケート回答者属性

  モニター人数 回答
人数 構成比
全体 500 495 - 99.0
性別 男性 250 249 50.3 99.6
女性 250 246 49.7 98.4
年代別 18・19歳 6 5 1.0 83.3
20代 67 67 13.5 100.0
30代 83 81 16.4 97.6
40代 99 98 19.8 99.0
50代 81 80 16.2 98.8
60代 77 77 15.6 100.0
70歳以上 87 87 17.6 100.0
職業別 自営業 44 44 8.9 100.0
常勤 193 190 38.4 98.4
パート・アルバイト 71 70 14.1 98.6
主婦 93 93 18.8 100.0
学生 23 22 4.4 95.7
無職 76 76 15.4 100.0
居住地域別 東京都区部 344 339 68.5 98.5
東京都市町村部 156 156 31.5 100.0

※集計結果は百分率(%)で示し、小数点以下第2位を四捨五入して算出した。そのため、合計が100.0%にならないものがある。
※n(number of cases)は、比率算出の基数であり、100%が何人の回答者に相当するかを示す。
※複数回答方法…(MA)=いくつでも選択、(3MA)=3つまで選択、(2MA)=2つまで選択

調査結果(PDF:978KB)

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