- 報道発表資料
教育庁
第12期東京都生涯学習審議会建議について
第12期東京都生涯学習審議会(会長 笹井宏益 玉川大学学術研究所 高等教育開発センター 特任教授)は、令和4年1月の発足以来、「地域・社会とともにある都立学校」について、審議を重ねてきました。
同審議会からの建議を、本日、教育委員会において報告しましたので、お知らせします。
1 建議名
「地域・社会とともにある都立学校を目指して 都立学校公開講座の在り方を中心に」
2 概要
これからの都立学校開放の在り方について、「地域・社会とともにある都立学校」というコンセプトの下、学校や教員に負担のかかる従来の都立学校開放事業について、特に都立学校公開講座の今後の在り方を中心に検討・整理した。
具体的には、都立学校には、「社会的インフラ」としての役割があることを示し、都立学校公開講座の講師の担い手を教員から地域住民、NPOや企業人等に転換を図り、都民同士が学び合う機会の拡充を図ること等を提起した。
地域・社会とともにある都立学校開放事業のパターン
(1)学校企画型
特色ある教育活動の成果や学校が有する資源を地域に還元するという目的で、各都立学校が自主的に講座を企画・実施する。
(2)教育活動発展型
社会に開かれた教育課程の実現を目指し、当該学校の教育活動の支援を含めて、学校開放を実施する。
(3)都民の多様な学び合い支援型
社会課題の解決に役割を果たすNPOや民間企業等の多様な地域社会を構成する主体との連携・協働を進める。
3 資料
第12期東京都生涯学習審議会建議について(概要版)…別添1(PDF:920KB)のとおり
第12期東京都生涯学習審議会建議…別添2(PDF:8,661KB)のとおり
記事ID:000-001-20241114-020565