令和5年度公金管理実績（第3四半期）について

会計管理局では、令和5年度第3四半期（10月1日から12月31日まで）の公金管理実績を取りまとめましたので、お知らせします。

令和5年度公金管理実績（第3四半期）の概要

平均残高の減少

令和5年度第3四半期の公金全体の平均残高は、前期（令和5年度第2四半期。以下同じ）より3,094億円減少し、6兆2,158億円となりました。歳計現金等が減少したほか、減債基金等の取崩により基金残高も減少しました。

利回りの上昇・運用収入の増加

利回りは、基金における債券の金利上昇等により前期より0.006ポイント上昇し、0.037％となりました。平均残高は減少したものの、利回りが上昇したため、運用収入は前期より7,512万円増加し、5億8,034万円となりました。

1 全体

	令和5年度 第3四半期（A）	令和5年度 第2四半期（B）	対前期比 （A-B）	（参考）令和4年度 第3四半期（C）	対前年同期比 （A-C）
平均残高	6兆2,158億円	6兆5,252億円	-3,094億円	5兆9,075億円	3,083億円
利回り	0.037%	0.031%	0.006ポイント	0.032%	0.005ポイント
運用収入	5億8,034万円	5億522万円	7,512万円	4億7,039万円	1億995万円

2 内訳

（1）歳計現金等

	令和5年度 第3四半期（A）	令和5年度 第2四半期（B）	対前期比 （A-B）	（参考）令和4年度 第3四半期（C）	対前年同期比 （A-C）
平均残高	1兆6,356億円	1兆8,708億円	-2,352億円	1兆4,472億円	1,884億円
利回り	0.002%	0.002%	0.000ポイント	0.001%	0.001ポイント
運用収入	721万円	865万円	-144万円	544万円	177万円

• 固定資産税・都市計画税（第2期分）などの収入はあるものの、期首残高が前期を下回ったこと等の影響により、平均残高は前期より減少しました。また、利回りは横ばいで推移しました。

（2）基金

	令和5年度 第3四半期（A）	令和5年度 第2四半期（B）	対前期比 （A-B）	（参考）令和4年度 第3四半期（C）	対前年同期比 （A-C）
平均残高	3兆6,961億円	3兆7,705億円	-744億円	3兆5,720億円	1,241億円
利回り	0.059%	0.050%	0.009ポイント	0.050%	0.009ポイント
運用収入	5億5,408万円	4億7,963万円	7,445万円	4億4,838万円	1億570万円

• 減債基金等の取崩により、平均残高は前期より減少しました。一方、債券の金利上昇等により、利回りは上昇しました。

（3）準公営企業会計資金

	令和5年度 第3四半期（A）	令和5年度 第2四半期（B）	対前期比 （A-B）	（参考）令和4年度 第3四半期（C）	対前年同期比 （A-C）
平均残高	8,842億円	8,839億円	3億円	8,882億円	-40億円
利回り	0.009%	0.008%	0.001ポイント	0.007%	0.002ポイント
運用収入	1,906万円	1,695万円	211万円	1,657万円	249万円

• 平均残高は横ばいで推移しました。また、定期性預金の金利上昇により、利回りは上昇しました。

※詳細はホームページをご覧ください。

※計数については、表示単位未満を四捨五入し端数調整をしていないため、「1全体」と「2内訳」の（1）～（3）の合計とは一致しない場合があります。

※別紙1 運用商品別内訳（令和5年度第3四半期）（PDF：343KB）
※別紙2 金融機関種別預金内訳（PDF：392KB）
※別紙3 債券種別内訳（PDF：232KB）