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報道発表資料
住宅政策本部

宅地建物取引業者に対する行政処分について

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東京都は、エネルギーの安定供給の確保や脱炭素化に向けた取組として、都内における水素エネルギーの需要拡大・早期社会実装化を目指しており、業務用車両の水素利用を推進しています。
これまで都では、大学及び関係区市と連携し、ディーゼルトラックを改造した燃料電池(FC)ごみ収集車の試験的な運用を港区及び多摩市で行ってきました。
このたび、新たに国内自動車メーカーが製造するFCごみ収集車を、都の支援により10区市が先行して導入する事業において、1台目が千代田区に納車され、3月28日(木曜日)から運用開始しますのでお知らせします。
都は、FCごみ収集車のベース車となるFCトラックの実装化が進む中で、早期にFCごみ収集車の量産化を促進するためにも、水素社会の実現を目指す区市町村や事業者と連携し、更なる水素需要の拡大に取り組んでいきます。

(1)事業名

ZEVごみ収集車実装支援事業
(ステップアップ型導入支援事業)

(2)事業内容

国産FC小型トラックをベースとしたFCごみ収集車について、試験利用を希望する区市町村に一定期間無償貸与することで、将来的な導入に向けた車両性能の体感や導入効果の検証等ができる機会を創出します。

写真

燃料電池ごみ収集車

(3)千代田区への導入について

合計10区市に対し、FCごみ収集車5台を前半と後半に分け、各区市で1台ずつ1年半程度交代で導入します。
このうち1台目の車両が、千代田区に3月21日(木曜日)に納車されました。
また、3月28日(木曜日)に千代田区が運用開始に当たって出発式を実施し、同日から約1年半の間、千代田区が設定した走行ルートに基づいて可燃ごみを収集します。

出発式の概要

日時

3月28日(木曜日) 10時00分から10時30分まで

会場

千代田区役所1階(千代田区九段南1-2-1)

主催

千代田区

参考1 実施自治体・導入時期等

導入開始時期 区市町村
令和6年3月 千代田区
令和6年夏~秋頃 多摩市、東久留米市、町田市、清瀬市
令和7年秋頃 台東区
令和8年冬~春頃 葛飾区、江戸川区、八王子市、東村山市

導入開始時期は車両の生産状況等により変動可能性あり

参考2 導入されるFCごみ収集車の概要

  • Commercial Japan Partnership Technologies株式会社【注】が企画し、トヨタ自動車株式会社及びいすゞ自動車株式会社が開発・製造した車両
    【注】CJPTには、いすゞ自動車株式会社・スズキ株式会社・トヨタ自動車株式会社・日野自動車株式会社が参画
  • 水素と空気中の酸素を化学反応させて電気をつくり、その電気を動力源に走行及びごみ収集
    装置用の電動油圧ユニットを駆動し、ごみを収集する電動車両
項目 仕様
ベース車両 いすゞ エルフ
全長・全幅・全高 6,480ミリメートル・2,180ミリメートル・2,280ミリメートル
ホイールベース 3,395ミリメートル
車両総重量 7,435キログラム
最大積載量 1,950キログラム
乗車定員 3名
航続距離 約170キロメートル(収集ルートの道路事情、収集回数により変動)
水素搭載量 10.5キログラム
荷箱容積 6.1立方メートル
圧縮・排出 回転板式・ダンプ式

本件は、「『未来の東京』戦略」を推進する事業です。
戦略14 ゼロエミッション東京戦略

記事ID:000-001-20241114-021101