- 報道発表資料
教育庁
都立高等学校における個人情報の紛失について
都立高等学校1校において、生徒の個人情報の紛失が発生しましたので、お知らせします。関係の皆様には、多大な御迷惑をお掛けしましたことを、深くお詫び申し上げます。
1 事故の概要
令和6年6月26日(水曜日)正午頃、同校の生徒から担任に対して、同校生徒の顔写真、氏名等を記載した資料の一部を撮影した画像が、同校生徒間で受け渡しされているとの申し出があり、同資料の紛失が発覚した。同資料は、同校教員が指導のために個人的に作成したものである。
(1)発覚日時
令和6年6月26日(水曜日)正午頃
(2)紛失した個人情報
同校1学年6学級238名分及び2学年6学級184名分の生徒の顔写真・氏名・出席番号、3学年6学級177名の氏名・出席番号・性別の一覧。うち、生徒10名分には生徒の服装や言動等に関する文言が記載されていた。
2 事故の経緯等
- 6月12日(水曜日)、同校教員は、同校職員室にて、同校生徒の顔写真、氏名等の一覧をファイルに綴じたもの(以下、同ファイルという)の資料の一部に文言を書き込んだ。
- 6月26日(水曜日)正午頃、同校生徒から担任に対して、当該資料の一部を撮影した画像が、生徒間で受け渡しされているとの相談があり、同ファイルの紛失が発覚した。
3 事故発生後の対応
- 6月26日(水曜日)全教職員で敷地内(校舎内外)において、同ファイルの捜索を行ったが、発見できなかった。
- 6月27日(木曜日)朝、同校教室で同ファイルが発見されたが、2学級分の資料については同ファイルに綴じられていなかった。
- 同日、全校生徒に本件に関するアンケートを行い、当該資料の一部を撮影した画像を保有していた生徒に、同画像を削除するよう伝え、同画像を削除したことを確認した。
- 6月26日(水曜日)及び27日(木曜日)、当該資料に文言を書き込まれた10名の生徒及び保護者に対し、管理職から説明及び謝罪を行った。
- 7月1日(月曜日)校長は、同校の全生徒に対し、個人情報を紛失した事実の説明と謝罪を行い、同日、臨時保護者会を実施し、内容の説明と謝罪を行った。
- 現時点では、外部サイト等への当該画像の掲載は検知されていない。
- 発見されていない2学級分の資料については、引き続き捜索を行う。
4 再発防止について
今後、当該校において、個人情報の管理に関する研修を実施するとともに、個人情報の管理状況を確認し、再発防止策を教職員に周知する。
都教育委員会は、全都立高等学校長に対して、個人情報の取扱い等について繰り返し周知・徹底を図る。
記事ID:000-001-20250123-024329