- 報道発表資料
下水道局
国土交通大臣賞(循環のみち下水道賞)の受賞について
このたび、令和6年度(第17回)国土交通大臣賞(循環のみち下水道賞)において、下水道局と虎ノ門エネルギーネットワーク株式会社の共同の取組である「国内初!下水道管から地域冷暖房の熱源へ下水熱を供給」がグランプリを、下水道局と日本透析医学会、日本透析医会及び日本臨床工学技士会の共同の取組である「下水道を守り、健康も守る透析へ」がアセットマネジメント部門賞を受賞することとなりましたので、お知らせします。
表彰式
令和6年9月10日(火曜日)13時15分~14時00分(予定)
場所
国土交通省(中央合同庁舎3号館)10階共用会議室
受賞案件概要
詳細は別紙1(PDF:1,269KB)及び別紙2(PDF:931KB)のとおり
1.グランプリ
国内初!下水道管から地域冷暖房の熱源へ下水熱を供給
- 「麻布台ヒルズ」で実施する地域冷暖房の熱源の一部に、気温に比べ「夏は冷たく冬は暖かい」という温度特性を持つ下水の熱を活用
- 下水道管から下水の熱を回収し、地域冷暖房の熱源の一部に利用する、国内初の事例
- 電力や燃料の使用量を削減し、社会全体の温室効果ガス排出量の削減に貢献
2.アセットマネジメント部門賞
下水道を守り、健康も守る透析へ マンパワーを最大限活用したプロジェクト管理と課題解決の推進力となる新たなパートナーとの連携
- 透析機器の洗浄時酸性排水により、道路陥没など重大事故に繋がりかねない下水道管損傷が発生
透析医療機関からの酸性排水が原因の腐食により下水道管が消失
- 官民が連携して透析医療機関に洗浄薬剤変更などの対応を働きかけた結果、損傷防止対策が完了
- 国による情報発信、業界団体による自主的排水管理体制構築、メーカーによる技術開発などを通じて、全国下水道における事故未然防止や透析医療の安定提供に大きく貢献
表彰式について
1.日時
令和6年9月10日(火曜日)13時15分~14時00分(予定)
2.場所
国土交通省(中央合同庁舎3号館)10階共用会議室
3.詳細
別添資料(国土交通省の報道発表資料)(PDF:361KB)を御覧ください。
国土交通大臣賞(循環のみち下水道賞)とは
循環のみち下水道賞は、健全な水環境、資源・エネルギー循環を生み出す21世紀の下水道のコンセプト「循環のみち下水道」に基づく優れた取組に対し、平成20年度に創設された国土交通大臣賞です。
社会経済情勢の変化に対応し、多様な面から社会に貢献した優れた事例を表彰し広く発信することで、受賞者の功績を称えるとともに、他の多くの団体等でも同じ取組が行われ、全国的に「循環のみち下水道」が実現することを目指しています。
記事ID:000-001-20250123-024863