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報道発表資料
生活文化スポーツ局, 公益財団法人東京都歴史文化財団

演劇、歌舞伎、コンサートなど鑑賞サポート付公演が続々! 「東京芸術文化鑑賞サポート助成」第3弾採択事業を決定 好評につき予算上限に達しましたので申請受付を終了しました

東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京は、世界陸上・デフリンピックが開催される2025年に向けて、誰もが芸術文化に触れることができる共生社会の実現を目指し、今年度から「東京芸術文化鑑賞サポート助成」を実施しています。
この度、第3弾として、14団体の芸術文化事業の鑑賞サポートを採択しましたので、お知らせします。
今回の採択では、演劇やミュージカル、コンサート、歌舞伎、能、参加型音楽ワークショップなどさまざまな事業において、バリアフリー字幕や手話通訳、音声ガイド、点字プログラムなど、それぞれの公演の鑑賞体験を豊かにするサポートが導入されます(詳細は別紙(PDF:575KB)のとおり)。
なお、本助成は募集開始以降、多数のご応募をいただいており、採択金額の総額が予算上限に到達しましたので、申請受付を終了しました。後日、第4弾採択事業を発表いたします。

採択事業で実施される鑑賞サポートの情報は、「クリエイティブ・ウェルビーイング・トーキョー」のホームページ(外部サイトへリンク)にて順次掲載いたしますので、ぜひご活用ください。

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本助成を活用した鑑賞サポートの事例 採択事業より抜粋

ミュージカル開演前に舞台セットや衣装を説明、公演中には音声ガイドで舞台上の役者の動きを補足

  • ミュージカル「燃ゆる暗闇にて」

主催

エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ株式会社

写真1

開演前の舞台説明会の様子

利用した鑑賞者の感想(抜粋して要約)

  • 開演前の事前説明会で、どんなセットがあるか説明を受けていたので、公演中はより一層、舞台上のどこでどの役者が動いているかが分かり、楽しみが倍増した。

主催者の感想

  • 費用的にも知識的にも不安があり挑戦できなかったが、今回創設された助成をきっかけに学びながら取り組むことができた。今後に繋げていきたい。

歌舞伎の公演中、役者のせりふやお囃子の音を進行に合わせてポータブル字幕機に表示

  • 尾上右近 自主公演 第八回「研の會」

主催

尾上右近事務所

写真2

左)
座席に設置したポータブル字幕機
右)
手話通訳

利用した鑑賞者の感想(抜粋して要約)

  • 最初から最後まで内容が分かり、カーテンコールの手話通訳もあり、聞こえる友人と一緒に楽しめて嬉しかった。
  • 庵点や音の情報など、解説を読んでイメージが理解できた。

主催者の感想

  • 聴覚に障がいがある方の内容理解の手助けをすることができ、歌舞伎の魅力を伝えることが出来た。可能な限り鑑賞サポートの取組を継続して実施したい。

東京芸術文化鑑賞サポート助成とは

芸術文化事業を実施する民間団体等によるアクセシビリティ向上の取組に対し150万円を上限に対象経費を全額助成。東京芸術文化相談サポートセンター「アートノト」と連携し、鑑賞サポート講座や専門家による相談体制を提供。詳細は特設ホームページ(外部サイトへリンク)へ。

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本件は、「『未来の東京』戦略」を推進する事業です。
戦略15 文化・エンターテインメント都市戦略

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本事業は東京文化戦略2030のプロジェクト
「クリエイティブ・ウェルビーイング・トーキョー」の一環です。

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