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報道発表資料
環境局

都有施設におけるVPPの構築事業の先行実施を開始します

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本日、東京都は、都有施設におけるVPP【注】の構築に向けて、エネルギーマネジメントシステムの運用を開始しましたのでお知らせいたします。
【注】VPP=バーチャルパワープラント

事業概要

本事業では、電力の使い方等が多様な都有施設において、太陽光発電設備、蓄電池等を設置し、これらを束ねたエリアエネルギーマネジメントに取り組むことにより、都庁版VPPを構築します。
都庁版VPPは、全国の自治体で初めて、複数用途の都有施設間で電力融通する取組です。

都庁版VPPで目指すもの

  1. 再エネ電力を徹底的に使い切り、都有施設全体の再エネ率を向上
  2. 停電時等のPV・蓄電池の活用によりレジリエンスを強化
  3. 需給ひっ迫時などに蓄電池等を活用した電力市場への調整力の供出の検討

都庁版VPPのイメージ

VPPのイメージ画像

対象施設(予定)

東京都庭園美術館、都営千歳台一丁目アパート(4棟)、都営旭町二丁目第5アパート(1棟)、都営石神井町二丁目第3アパート(6棟)、都立東部療育センター、光が丘公園、夢の島公園、高潮辰巳管理宿舎、大井ふ頭内用地、10号ふ頭西上屋、10号ふ頭4~号上屋、辰巳ふ頭内貿雑貨上屋、中央防波堤内側ばら物ふ頭上屋、都立田柄高等学校、都立練馬高等学校、都立千歳丘高等学校、都立練馬特別支援学校

イメージ画像

将来イメージ図

運用開始日

令和6年11月1日(金曜日)

先行実施内容

都有施設においてエリアエネルギーマネジメントシステムを導入し、都営千歳台一丁目アパート(4棟)の太陽光発電設備にて発電した再エネ電力を東京都庭園美術館で活用します。

年間約93,000kWhの電力を活用(東京都庭園美術館の消費電力の約8%)

写真1

都営千歳台一丁目アパート(発電)

写真2

東京都庭園美術館(需要)

参考

(令和4年12月23日報道発表)東京電力ホールディングス株式会社との都有施設におけるVPPの構築事業に関する覚書の締結について

記事ID:000-001-20250123-025552