- 報道発表資料
都立動物園・水族園からのお知らせ 第13号
都立動物園・水族園からのお知らせ 第13号
今年度第13回の都立動物園・水族園のイベント情報を下記のとおりお知らせします。
記
恩賜上野動物園
多摩動物公園
井の頭自然文化園
恩賜上野動物園
1.インドネシア共和国から来園したアジアアロワナを公開します
恩賜上野動物園(園長 福田豊)では、2024年7月8日にインドネシア共和国から来園したアジアアロワナ(オス)を公開することになりましたので、お知らせします。
公開するアジアアロワナ
(撮影日:2024年11月23日)
1.公開開始日
2024年12月3日(火曜日)
2.公開場所
西園 両生爬虫類館
※公開時間は両生爬虫類館の開館時間に準じます。
(通常9時30分~16時00分)
※動物の体調などにより公開を一時中止する場合があります。
3.経緯
2023年6月19日、天皇皇后両陛下がインドネシア共和国御訪問の際、ボゴール宮殿において当時のインドネシア大統領夫妻からアジアアロワナの1品種「スーパーレッド・アロワナ」を贈呈されました。贈呈されたアロワナは、上野動物園において広く国民に公開することとなり、2024年7月8日に来園後、飼育環境への慣らしのため非公開エリアで飼育されていました。
このたび、当園での飼育環境に十分に慣れたと判断されたため、公開いたします。
4.観覧される方へのお願い
アジアアロワナの健康管理のため、展示室内ではお静かにご観覧くださいますようお願いいたします。なお、写真を撮影される場合はフラッシュ機能をオフにしていただきますようお願いいたします。
参考
アジアアロワナ(条鰭亜綱 アロワナ目 アロワナ科)
(ワシントン条約附属書1表、IUCNレッドリスト:EN(絶滅危惧1B類))
学名
Scleropages formosus
英名
Asian Arowana
体長
60~70センチメートル
分布
インドネシア、マレーシア
生態等
アジアアロワナは、湖、沼、水流のゆるやかな河川に生息しています。肉食性で、昆虫、小魚、その他の小型脊椎動物を主食とします。大型の魚類で、全長が1メートルに達する事もあります。色は赤、緑、金の変異があり、地理的に異なる分布をしています。2~4年で性成熟を迎え、メスは30~100個の卵を産卵し、オスの口の中で受精卵を保護します。なお、飼育下で繁殖した個体に限り、法的な手続きをとり承認を得た上で、輸入が認められています。
上野動物園での飼育状況
7頭(2024年11月18日現在)※今回公開を開始するアロワナを含みます。
多摩動物公園
2.多摩動物公園の干支のイベント2025
多摩動物公園(園長 渡部浩文)では2025年の干支である巳年にちなみ、ヘビに関する企画展と講演会を実施します。
1.干支の企画展
「ノックして巳(み)ない?ヘビの扉 先入観をすてて巳(み)て!」
来年の干支は「巳」です。毒がある?ぬるぬるしている?噛まれそう?ヘビが苦手な方も多いかもしれませんが、ユニークな生態を持つヘビは、知れば知るほど興味深く、魅力に満ちた動物です。
この企画展では、解説パネルや生体展示を通じて、多摩動物公園内の自然でも見られるアオダイショウを主に紹介します。来年の干支をきっかけに、先入観をすてて巳(み)て、ヘビの扉をノックして巳(み)ませんか?
アオダイショウ
期間
2024年12月19日(木曜日)~2025年2月11日(火曜日・祝日)
各日9時30分~16時30分
場所
ウォッチングセンター
2.干支の講演会
2025年の干支である巳年にちなみ、ヘビに関連するテーマで講演会を実施します。
日時
2025年1月13日(月曜日・祝日)
13時30分~15時30分
※終了時間が前後する場合があります。
場所
多摩動物公園ウォッチングセンター動物ホール
対象の目安
小学生以上
※どなたでもご参加いただけます。
定員
100名 ※事前のお申し込みが必要です。
内容
都立動物園・水族園4園の園長による新年のご挨拶と、最近の4園ニュースのご紹介
福田豊(ふくだゆたか)(恩賜上野動物園)、渡部浩文(わたべひろふみ)(多摩動物公園)、金子美香子(かねこみかこ)(井の頭自然文化園)、錦織一臣(にしきおりかずおみ)(葛西臨海水族園)
講演「ヘビ博士と覗いてみよう!ヘビの世界」
竹内寛彦(たけうちひろひこ)氏(日本大学生物資源科学部 准教授)
要旨
ヘビという動物の名前を知らない人はいないと思います。しかし、知名度が高い一方で、生物としてのヘビを詳しく知る機会は多くはないのではないでしょうか。今年は巳(ヘビ)年、ということで、ヘビについて詳しくなってみませんか?20年以上にわたってヘビの研究に携わってきた講演者が、ヘビについて、なぜ大きな獲物を飲み込むことができるのか?など、生物学的な特徴をわかりやすく紹介します。
竹内氏プロフィール
神奈川県出身。京都大学大学院理学研究科(動物学教室)博士課程修了。博士(理学)。京都大学理学研究科博士研究員を経て、現在、日本大学生物資源科学部准教授。専門は、両生類・爬虫類の系統分類学、系統地理学、分子系統に基づく進化学。著書に「知られざる動物の世界10:毒ヘビのなかま(朝倉書店)」「新 日本両生爬虫類図鑑(サンライズ出版)」(いずれも共著)がある。
竹内寛彦氏
応募方法
多摩動物公園公式ホームページ(東京ズーネット)(外部サイトへリンク)の受付フォーム(外部サイトへリンク)からお申し込みください。
お申し込みの際は、@tokyo-zoo.net及び@kintoneapp.comからのEメールを受信できるよう、迷惑メールフィルターやメールソフトを設定してください。特に携帯電話からお申し込みの方はご注意ください。
なお、お申し込み後に自動返信メールが届かない場合は、多摩動物公園教育普及係までご連絡ください。
受付フォーム
問い合わせ先
多摩動物公園教育普及係
電話 042-591-1611(代表)
※受付時間は9時30分〜17時00分
※お申し込みの際ご提供いただいた個人情報は、当該プログラムに関するご連絡のみに使用します。また、データの保管や削除など、個人情報については厳重な管理をいたします。
締切
2024年12月18日(水曜日)送信分まで有効
※応募はひとり1回に限ります。また、1回につき4名分まで応募できます。同じ応募者による複数回の応募はすべて無効となりますのでご注意ください。
※応募者多数の場合は抽選とし、当落に関わらず12月25日(水曜日)までにEメールでお知らせします。
井の頭自然文化園
3.巳年だよ!文化園の新年イベント
井の頭自然文化園(園長 金子美香子)の年末年始のお休みは、2024年12月29日(日曜日)から2025年1月1日(水曜日・祝日)です。2025年は1月2日(木曜日)から開園します。
2025年の干支は巳(ヘビ)。当園では巳年にぴったりの企画をご用意して皆さまのお越しをお待ちします。
1.文化園干支クイズラリー
ヘビの仲間は細長く、足がない体で、地中や地上をたくみに動きまわり、狭い隙間にも入り込むことができます。足をなくすように進化してきたヘビにちなんで、ほかの動物の足も観察するクイズラリーを開催します。
期間
2025年1月2日(木曜日)~1月31日(金曜日)
配布場所
動物園(本園)正門先
2.お正月の祝福芸能
浅草雑芸団の方々をお招きし、お正月パレードや玉すだれなどで年の初めをにぎやかにお迎えします。
浅草雑芸団
日時
2025年1月2日(木曜日) 11時00分〜15時00分[荒天中止]
※スケジュールや実施場所などの詳細は、井の頭自然文化園公式サイト(東京ズーネット)(外部サイトへリンク)でお知らせします。
3.園長によるお出迎え
新春にご来園いただいた皆さんを、園長と着ぐるみの動物がお出迎えします。
昨年の様子
日時
2025年1月2日(木曜日)、3日(金曜日) 各日9時30分~10時00分ごろ
場所
動物園(本園)正門
※着ぐるみは雨天中止
4.新春・どうぶつおみくじ
文化園の動物たちがおみくじになりました。新年のあなたの運勢を占ってみませんか?
どうぶつおみくじ
日時
2025年1月2日(木曜日)、3日(金曜日) 各日12時00分~
場所
動物園(本園)正門
定員
各日先着300名、なくなり次第終了
5.新春・干支フォトスポット
巳年にちなんだ記念撮影スポットがお目見えします。新年のご来園記念に写真撮影はいかがでしょうか。
場所
動物園(本園)あずまや付近
期間
2024年12月26日(木曜日)~2025年2月2日(日曜日)
個人情報の取扱いについて
イベント等のお申込みの際にいただいた個人情報については、該当イベントのご案内以外に使用しないものとします。また、データの保管や削除など、個人情報については厳重な管理をいたします。
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※別紙1 新しい動物園・水族園の楽しみ方(PDF:241KB)
※別紙2 ご案内(PDF:199KB)
※「ワシントン条約附属書1表」の数字の正しい表記はローマ数字です。
※「EN(絶滅危惧1B類)」の数字の正しい表記はローマ数字です。