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総務局

2023年漁業センサス 東京都分調査結果報告

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令和5年(2023年)11月1日現在で実施した、2023年漁業センサス海面漁業調査(漁業経営体調査)の東京都分調査結果を取りまとめましたので、お知らせします。

漁業センサスとは

※水産行政の推進に必要な基礎資料を整備することを目的に、5年ごとに行っている調査です。
※調査結果は、水産施策の企画・立案・推進、地方交付税の算定基礎、各種統計調査の母集団情報として活用されます。

漁業経営体数は、前回調査に比べ22.1%減少

東京都の漁業経営体数は399経営体で、前回調査(2018年漁業センサス)に比べ、113経営体(-22.1%)減少した。また、経営組織別に漁業経営体の構成比をみると、「個人」が97.7%(390経営体)と大半を占めた。

経営組織別漁業経営体数の推移

グラフの画像1

11月1日現在の海上作業従事者数は「会社」が、全体の50.2%を占める

経営組織別にみると、「個人経営体」の漁業経営体数は390経営体(構成比97.7%)、漁船隻数は415隻(同95.0%)と全体の大部分を占めたが、海上作業従事者数は398人(同47.3%)であった。一方、「会社」の漁業経営体数、漁船隻数はそれぞれ5経営体(同1.3%)、18隻(同4.1%)であったが、海上作業従事者数は423人(同50.2%)を占めた。

漁業経営体数、漁船隻数、11月1日現在の海上作業従事者数の経営組織別構成

グラフの画像2

動力漁船トン数は「大規模漁業層」が、全体の83.3%を占める

漁業層別にみると、「沿岸漁業層」では経営体数が338経営体(構成比84.7%)、漁船隻数が361隻(同82.6%)と全体の大部分を占めたが、動力漁船トン数は1,597.9トン(同10.3%)であった。一方、「大規模漁業層」では経営体数が2経営体(構成比0.5%)、漁船隻数が12隻(同2.7%)であるが、動力漁船トン数は12,908.0トン(同83.3%)と全体の大部分を占めた。

漁業経営体数、漁船隻数、動力漁船トン数の漁業層別構成比

グラフの画像3

漁業層とは

沿岸漁業層

経営体階層の漁船非使用、無動力漁船、船外機付漁船、動力漁船10トン未満、定置網及び海面 養殖の各階層を合わせたものをいう。

中小漁業層

経営体階層の動力漁船10トン以上1,000トン未満の各階層を合わせたものをいう。

大規模漁業層

経営体階層の動力漁船1,000トン以上の各階層を合わせたものをいう。

300万円未満の漁獲物・収穫物の販売金額規模が、全体の49.1%を占める

漁獲物・収穫物の販売金額規模別に構成比をみると、「100万円未満」が27.3%、「100~300万円未満」が21.8%と販売金額300万円未満の漁業経営体が49.1%と半数近くを占めた。

漁獲物・収穫物の販売金額規模、地域別漁業経営体数の構成

グラフの画像4

詳細は、統計情報ページの「東京都の統計」(漁業センサス)に掲載しています。

記事ID:000-001-20250326-040882