- 報道発表資料
都政への提言、意見、要望等の状況 月例報告(2月分)
この報告は、Eメール、ファクス、手紙、電話等で「都民の声総合窓口」に直接寄せられた提言要望等の状況を取りまとめたものであり、都民の世論の状況を調査・集計したものではありません。
都は、都民から寄せられる提言、要望等を広く受け止め、都政の運営に活かしていきます。
「都民の声総合窓口」に寄せられた提言、要望等の受付件数
2月1日から2月28日 2,299件
4月からの累計 31,012件
今月、多く寄せられた提言、要望等
- 学校・都立大学・私学に関すること…252件
- 道路・交通・港湾・空港に関すること…197件
- 知事への声…140件
- 子供・子育てに関すること…134件
- 公園・墓地・河川に関すること…120件
※月例報告は「都民の声総合窓口」に寄せられた提言、要望等の趣旨を取りまとめたものです。
※「都民の声総合窓口」に寄せられる提言、要望等については、所管局等へ伝達しています。
都政への提言、意見、要望等の状況 月例報告(2月分)目次
知事への声
寄せられた提言、要望等の事例等(1月21日から2月17日までに寄せられたもの)
- 治安・防犯
- 痴漢被害のない社会を目指して
- 防火・防災
- 境界地域の#7119
- 産業
- 花粉の飛散と対処法
- 子供・子育て
- 東京都こどもセーフティプロジェクトについて
- 住宅・土地
- 空き家に関する支援について
- スポーツ
- 文字による情報保障の充実を~デフリンピックに向けて~
行政分類別件数
※【対応】には、当該案件の申出者への対応状況などを掲載しています。
※【取組】には、当該案件に関する事業所管部署の取組状況などを掲載しています。
※【説明】には、当該案件についての事情や解説などを掲載しています。
※【伝達】には、都民の声総合窓口から全庁に伝達したことを掲載しています。
知事への声
知事への声の概要
令和7年2月中に、都民の声総合窓口に知事への声が、140件寄せられました。
概要は、都政や施策等に関する意見(77件)、知事の政治姿勢や政治活動に関する意見 (63件)がありました。
寄せられた提言、要望等の事例等 (1月21日から2月17日までに寄せられたもの)
治安・防犯
痴漢被害のない社会を目指して
痴漢被害に遭遇し、時が経ってもその恐怖心が抜けません。犯人にとっては一瞬のものでも、被害にあった人間にとっては一生の傷になります。被害にあった事は、身内や近しい人たちを含め、誰にも知られたくなかったです。しかし、いまだにそれらの記憶ははっきりと残っており、苦しい思いでいます。そのため、こうした気持ちを抱える人をなくすために、痴漢被害がなくなるように「痴漢行為は駄目だ」と訴えてほしいです。そして、相談できる場所についての情報提供をしてください。
取組
このたびは、、痴漢被害対策に関する声を挙げていただき、ありがとうございます。
都は、痴漢被害のない社会の実現を目指して、様々な取組を進めています。
鉄道事業者等と協力して、痴漢撲滅キャンペーンを実施し、車内・駅構内でのアナウンスやデジタルサイネージ・電光掲示板等により、「痴漢は重大な犯罪である」というメッセージを発信し、キャンペーン期間中には駅街頭で、職員が電車利用者に呼び掛けを行っています。
また、令和6年9月に痴漢撲滅プロジェクト専用サイトを開設し、「痴漢を絶対許さない」と掲げ、被害に遭われた方が一人で抱え込まないための相談・支援機関の情報提供などを行っています。
御相談に際しては、電話やSNSなど多様な方法での御相談を受け付けており、匿名での御相談もできます。お一人で悩まずに、安心して御相談ください。
主な相談窓口
(1)東京都性犯罪・性暴力被害者ワンストップ支援センター
24時間・365日受付
- 全国共通フリーダイヤル#8891
又は電話 0120-8891-77(NTTひかり電話の場合) - 子供・保護者専用性被害相談ホットライン
- 都内から電話 0120-333-891
- 都外から電話 03-6811-0850
(2)LINE相談「性被害相談窓口」
- 受付日時 月曜日・水曜日・金曜日・土曜日(祝日・年末年始を除く)
16時00分から21時00分まで(受付時間20時30分まで) - LINEアカウント「相談ほっとLINE@東京」
上記のほかにも御相談いただける場所があります。詳細は以下のリンク先、痴漢撲滅プロジェクト専用サイトを御参照ください。
Link 痴漢撲滅プロジェクト
今後とも、都の安全・安心に関する取組に御理解と御協力をいただきますよう、よろしくお願いいたします。
(生活文化スポーツ局・総務局)
防火・防災
境界地域の#7119
私は町田市に住んでいます。#7119にかけると、横浜の局にかかってしまいます。居住地域が東京都のため、管轄ではないと言われてしまいました。都県境でも都内を管轄する消防にかかるような仕組みができればよいのですが。
説明
このたびは、#7119について御意見をいただき、ありがとうございます。
#7119におかけいただいた場合、一部地域によっては隣接地域の#7119につながることがございます。その場合は電話 03-3212-2323又は電話 042-521-2323へ直接おかけいただくことで東京消防庁救急相談センターへつながります。お手数をお掛けしますが必要な時にすぐにかけられるように、電話番号の登録をお願いいたします。また、総務省消防庁ホームページでは全国の#7119事業の実施エリアを確認することができますので、よろしければ御覧ください。
病院へ行くか救急車を呼ぶか迷った場合、症状に応じた質問に答えることで、病気やけがの緊急性の有無、受診の必要性、受診時期、受診科目のアドバイスを得られる東京版救急受診ガイドというサービスもございますので、是非御活用ください。
今後とも、消防行政に御理解と御協力をいただきますよう、よろしくお願いいたします。
Link #7119実施エリア(総務省消防庁ホームページより引用)
Link 東京版救急受診ガイド
(東京消防庁)
産業
花粉の飛散と対処法
花粉の飛散量が昨年より多くなると言われています。東京都ではどのような対策を行っていますか。花粉症の症状がひどくて、とてもつらいです。
取組
このたびは、東京都の花粉症対策に関して御意見をいただき、ありがとうございます。また、これからの季節は花粉の飛散量も増えることから、おつらい時期と思います。都では、花粉症対策本部を設置し、各局等の様々な取組との連携を図りながら総合的に花粉症対策を推進しています。以下はその主な取組です。
1 花粉発生源対策
現在の日本において花粉症の多くはスギやヒノキの花粉症といわれています。そのため、発生源であるスギやヒノキを伐採し、伐採後に花粉の少ないスギ等の苗木を植える森林循環(伐って、使って、植えて、育てる)の取組を進め、花粉の発生を抑制するとともに木材の安定供給を図っています。
Link 森林循環に資する花粉発生源対策
2 保健医療対策
花粉症の予防や症状の軽減に役立てていただくため、スギ・ヒノキ等の花粉の飛散開始時期、飛散数の情報や花粉症の予防・治療に関するセルフケアの情報をポータルサイト「東京都アレルギー情報navi.」でお知らせしています。
Link 東京都の花粉情報|東京都アレルギー情報navi.
今後とも、都は花粉症対策に取り組んで参ります。御理解と御協力をいただきますよう、よろしくお願いいたします。
(産業労働局・保健医療局)
子供・子育て
東京都こどもセーフティプロジェクトについて
2月2日の節分の日に、子供の誤飲・窒息についてのヒヤリ・ハットの情報がLINEで配信されましたが、この日に配信されたことは非常に効果的だったと思います。最初の画像の段階で、誤嚥しないための対処法が目を引くかたちで表示されており、更に遷移先のホームページでは詳細が書かれていたことも、とても良かったと思います。
「窒息」のヒヤリ・ハットの説明の中で、食品を小さく切って予防をとありましたが、具体的に「子供の気道は◯◯センチメートル程度だから食べ物は◯◯センチメートルぐらいに切りましょう。」ということも分かればなお良かったかなと思います。
取組
このたびは、東京都こどもセーフティプロジェクトのホームページを御覧いただき、あわせて情報配信に関する御意見についてもお寄せくださり、ありがとうございます。
東京都こどもセーフティプロジェクトでは、子供が成長に応じて様々なことに好奇心を持ち、思い切りチャレンジできるよう、子供の事故が起きにくい環境づくりに取り組んでいます。情報配信に当たっては、これまでも夏季の熱中症予防など、時宜を捉えて普及啓発を行っていますが、2月2日のLINE配信は、節分の豆まきで使用する豆についての注意喚起を実施しました。このほか、ポスターや動画等の広報物では、誤飲について「子供が口に入れ飲み込めてしまう大きさ。39ミリメートル」等のエビデンスも示し、具体的な情報をお伝えしています。
いただいた御意見も踏まえ、今後も引き続き子供の事故予防に関する分かりやすい普及啓発に取り組んで参ります。
Link 東京都こどもセーフティプロジェクト
(子供政策連携室)
住宅・土地
空き家に関する支援について
昨今、住んでいる人がいなくなり、古くなった家がそのまま放置されるなど、空き家に関する問題が取り沙汰されています。こうした背景には解体する費用がかかり、そのため解体できずに空き家にしているという人もいると思います。何か補助する制度があれば空き家が減ると思うので是非空き家対策として、支援を検討してほしいです。
取組
このたびは、空き家の解体費用に対する支援について貴重な御意見をいただき、ありがとうございます。
御指摘のとおり、空き家の解体には費用がかかり、空き家が放置される一因となっています。そのため、東京都では、「東京都空き家ワンストップ相談窓口」を設け、様々な御相談に応じるとともに、解体や家財整理の費用に対して補助を行っています。また、区市町村が補助を実施している場合がありますので、下記ホームページを御参照ください。
今後も空き家に関する普及啓発や支援の充実に取り組んで参りますので、引き続き、東京都の空き家施策に御理解と御協力をいただきますよう、よろしくお願いいたします。
Link 東京都空き家ワンストップ相談窓口
Link 区市町村による空き家に関する支援制度
(住宅政策本部)
スポーツ
文字による情報保障の充実を~デフリンピックに向けて~
「チャレスポ!TOKYO」に参加しました。様々なパラスポーツ、デフスポーツが体験できるとても良いイベントでした。多様な障害のある人たちが来場され、その中には聴覚障害の方々も多かったと思います。手話ボランティアの方が大勢いて、手話を使う「ろう者」の方には十分な情報保障がありました。その一方で、聴覚障害といっても手話を使わない「難聴者」「中途失聴者」に対する文字情報については、ステージプログラムの字幕にかなりの誤変換が見られる等、正確な情報の提供という点では課題があったと思います。
今年はいよいよデフリンピック開催の年です。その場にいる人たちが等しく同一の情報が得られるよう、文字による情報保障への十分な取組を期待しています。
取組
このたびは「チャレスポ!TOKYO」に御来場いただき、また手話を使わない聴覚障害者の皆さまへの文字情報保障に関して御意見をいただきありがとうございます。
今回のイベントでは、聴覚障害のある人が安心して、かつ楽しく参加いただけるよう、手話通訳士や手話ボランティアに御協力をいただきました。また、手話を使わない方に対しては、音声を文字変換するシステムなどで対応していましたが、今回のステージプログラムについては、御指摘のとおり、誤変換により会話の趣旨が伝わらない場面もございました。参加者の皆さまに御不便をお掛けして申し訳ありませんでした。
いただいた御意見を踏まえ、手話を使わない聴覚障害のある人も一緒に楽しめるよう、文字情報の提供方法について検討して参ります。
(生活文化スポーツ局)
行政分類別件数
令和7年2月 提言、要望等の行政分類別件数表(2月1日~2月28日)
大・中分類 | 件数 | |
---|---|---|
知事(知事への声) | 140 | |
行政一般 | 134 | |
行財政 | 55 | |
広報・広聴・情報公開 | 25 | |
庁舎管理・利用案内 | 8 | |
職員(任用・その他) | 30 | |
職員(接遇・感謝) | 14 | |
都市外交 | 0 | |
選挙 | 2 | |
安全 | 167 | |
治安・防犯 | 62 | |
交通安全 | 85 | |
防火・防災 | 20 | |
産業・労働 | 89 | |
産業 | 21 | |
労働 | 22 | |
観光 | 46 | |
くらし | 39 | |
消費生活 | 6 | |
男女平等 | 2 | |
地域活動・法人・旅券 | 15 | |
若者育成支援 | 6 | |
人権 | 10 | |
環境 | 83 | |
自然環境 | 8 | |
公害 | 36 | |
廃棄物対策 | 7 | |
気候変動・エネルギー | 32 | |
福祉・衛生・健康・医療 | 371 | |
高齢者 | 25 | |
障害者 | 34 | |
子供・子育て | 134 | |
福祉全般 | 40 | |
衛生・健康 | 51 | |
医療 | 87 | |
都市基盤・まちづくり | 480 | |
都市計画等 | 20 | |
公園・墓地・河川 | 120 | |
水道・下水道 | 46 | |
道路・交通・港湾・空港 | 197 | |
住宅・土地 | 92 | |
基地問題 | 5 | |
教育・文化 | 260 | |
学校・都立大学・私学 | 252 | |
生涯学習 | 2 | |
文化 | 6 | |
スポーツ | 16 | |
スポーツ | 16 | |
その他(他機関等) | 520 | |
合計 | 2,299 |