- 報道発表資料
臨海エリアに新たなグリーン水素の利活用機器を設置しました!
東京都は、エネルギーの安定供給の確保や脱炭素化に向け、都内における水素エネルギーの需要拡大・早期社会実装化に取り組んでいます。特に、脱炭素社会の実現に向けては、再生可能エネルギー電力由来の水素(グリーン水素)の活用促進が重要であり、その利用拡大の取組を進めています。
このたび、海の森水上競技場及びお台場海浜公園において、グリーン水素の利活用機器を設置しましたので、お知らせいたします。
1 設置場所
海の森水上競技場内(江東区海の森三丁目6-44)
2 機器の概要
太陽光パネルで発電した電気で水を電気分解し、グリーン水素を生成します。グリーン水素は、水素と酸素の化学反応で発電を行う燃料電池に供給し、デジタルサイネージや隣接する施設等に電力を供給します。
3 水素製造能力及び発電能力
1ノルマル立法メートル【注1】毎時・5キロワット
【注1】 0℃1気圧の標準状態における気体の容積
4 稼働開始日・稼働時間
令和7年3月28日より毎日稼働
(エネルギーマネジメントシステムにより必要な時に製造)
1 設置場所
お台場海浜公園(港区台場一丁目4)
2 機器の概要
山梨県産グリーン水素【注2】を水素と酸素の化学反応で発電を行う燃料電池に供給し、公園のトイレや照明等に電力を供給します。非常時でも電力供給が可能なため、公園の避難所としての機能向上にも寄与します。
【注2】 大田区京浜島のグリーン水素製造拠点が稼働開始次第、東京都産グリーン水素に切替予定
3 発電能力
50キロワット
4 稼働開始日・稼働時間
令和7年4月1日より毎日稼働
(午後6時00分から午後9時00分まで)
本件は、「2050東京戦略」を推進する取組です。
戦略20【ゼロエミッション】 脱炭素社会を実現し、世界のネットゼロ達成に大きく貢献