- 報道発表資料
「TOKYOユニバーサルデザインガイドライン(視覚情報版)」を作成しました
高齢者、障害者、子供、外国人などを含めた全ての人が必要な情報を適切に入手できるよう、視覚情報を構成する要素に配慮して、見やすく分かりやすい情報提供を行うことが、ますます重要となっています。
この度、平成23年に発行した「東京都ユニバーサルデザインガイドライン」を改訂し、「TOKYOユニバーサルデザインガイドライン(視覚情報版)-誰にでも見やすい分かりやすい色・デザインを目指して-」を作成しました。
このガイドラインでは、都庁における視覚情報のためのユニバーサルデザインへの取組を展開するため、日常業務を行う上で必要となる知識と配慮すべき事項をまとめています。区市町村の職員や民間事業者におかれましても誰にでも見やすく分かりやすい情報提供をするために、ぜひご活用ください。
1 公開日
令和7年3月31日(月曜日)
※福祉局ホームページにPDF形式等で掲載していますので、ご覧ください。
2 主な内容と改訂のポイント
色覚の多様性の基礎知識
色が見える仕組みや色弱者の色の見分け方などを掲載しています。
色弱者に加え、新たに白内障・緑内障患者、弱視者の見え方を追加しました。
視覚情報ためのユニバーサルデザインに向けた取組・工夫
色や文字・レイアウトに関する配慮などを掲載しています。
色相や背景色との組合せなど色の工夫に加え、新たに文字や記号の併用、図やイラストの挿入、ピクトグラム表記といった色以外の工夫などを追加しました。
主な対象別配慮事項
情報を受け取りづらい人として、色弱者のほかに、新たに高齢者、視覚障害のある人、知的障害のある人、発達障害のある人、肢体不自由がある人、聴覚障害のある人、外国人、子供等、主な対象別に配慮事項を掲載しています。
ガイドライン一部抜粋
TOKYOユニバーサルデザインガイドライン(視覚情報版)の使い方
新たに印刷物、ホームページ、新たに設置・整備する案内サインなどの広報物等を作成される際にご活用ください。
また、既存の案内サインにおいても、誰にでも見やすく分かりやすい色・デザインに配慮し、補完作業を行うなど、対応を工夫する際に参照ください。