- 報道発表資料
将来の妊娠・出産に向けた、正しい知識の習得を目指す 令和7年度「TOKYOプレコンゼミ」の開催について
プレコンセプションケアとは、性や妊娠に関する正しい知識を身に付け、健康管理を行うよう促すことをいいます。都では、若い世代がプレコンセプションケアに興味・関心を持ち、取り組むきっかけとなるよう、令和7年度も「TOKYOプレコンゼミ」を開催します。
対象は、これから妊娠、出産を考える18歳~39歳の方で、プレコンセプションケアの専門家による講座やアドバイスを行っています。「TOKYOプレコンゼミ」を受講し、検査のことを正しく理解した上で希望する方には、将来の妊娠・出産に向けた検査の費用を助成します。
令和6年度は、都内各所で12回の講座を実施し、4,000名以上の方に参加いただきました。妊娠・出産に関する正しい知識を若いうちに身につけ、自分やパートナーの将来を見据えた生活を送れるよう、今後も意識啓発に努めてまいります。
TOKYOプレコンゼミ
講座内容
(1)未来の家族を考えたとき、知っておきたいこと
生活習慣~知っておきたい検査値(AMH検査【注1】、経腟超音波検査【注2】、NEW 精巣超音波検査【注3】、精液一般検査【注4】等)~妊娠成立に関する知識
(講師:国立成育医療研究センター医師等)
【注1】AMH検査=卵巣内に卵子がどの程度残っているのかを調べる検査
【注2】 経腟超音波検査=子宮や卵巣等の状態を調べる検査
【注3】 精巣超音波検査=精巣等の状態を調べる検査
【注4】 精液一般検査=精液量、精子濃度、運動率等を調べる検査(2)妊娠・出産前のヘルスチェック支援のご案内
対象
妊娠・出産をこれから考える、都内在住の18~39歳の方
※ パートナーの有無は問いません。
開催日時
第1回
4月30日(水曜日)19時00分~21時00分(場所:芝浦海岸 LIMANI K3 STUDIO )
4月末以降、月1回程度、都内各所にて開催(会場とオンラインによるハイブリッド形式)
※講座の開催時間と会場は回により異なります。
申込み方法
各回の申込み締切(おおむね開催の1週間前)までに、専用WEBフォームからお申し込みください。詳細はホームページをご覧ください。
定員
会場
各回50人程度
オンライン
各回500人程度
※定員は、会場等の都合により異なる可能性があります。
2 妊娠・出産前のヘルスチェック(助成制度)
(1)将来の妊娠・出産に向けた検査と結果への助言・相談
「TOKYOプレコンゼミ」を受講し、検査のことを正しく理解した上で希望する方は、AMH検査、経腟超音波検査、NEW精巣超音波検査、精液一般検査等の費用を助成します。
助成額
女性
上限3万円
男性
上限3万円
※ 都が指定する登録医療機関で検査から助言・相談まで受けられます。
※ 助言・相談の終了後に、本事業の今後の参考とするためのアンケートにご回答ください。
(2)風しん抗体検査・予防接種(区市町村事業)
無料で風しん抗体検査【注5】・予防接種を受けられる助成制度についてご案内します。
【注5】風しん抗体検査=生まれてくる赤ちゃんを先天性風しん症候群から守るため、風しんに対する抗体を保有しているかどうかを調べる検査
■東京都のプレコンセプションケアの取組についてはこちら
本件は、「2050 東京戦略」を推進する取組です。
戦略2 子育て「安全・安心な妊娠・出産への支援」